避難は、
若い頃と同じ感覚ではできません。
高齢の家族がいる場合、
“距離”と“段差”が大きな壁になります。
避難経路は、
事前確認がすべてです。
■① なぜ経路確認が重要か
高齢者は、
・歩行速度が遅い
・長距離移動が困難
・段差や坂に弱い
という特徴があります。
地図上の最短ルートが、
安全とは限りません。
■② 実際に歩いて確認する
可能であれば、
・昼間に1回
・夜間に1回
実際に歩いてみます。
距離感は、
体験しないと分かりません。
■③ 危険ポイントのチェック
・急な坂
・側溝
・信号のない横断歩道
・夜間に暗い場所
ハザードマップだけでは見えない
生活動線のリスクを確認します。
■④ 現場で多かった誤解
被災地活動で感じたのは、
「若い家族がいれば大丈夫」
という考え。
実際には、
移動中に転倒し、
避難が止まるケースもありました。
“支える側の負担”も想定が必要です。
■⑤ 代替ルートを持つ
・近所の親戚宅
・頑丈な建物
・在宅避難の選択肢
避難所だけが答えではありません。
■⑥ 自律型避難の視点
高齢家族自身が、
「揺れたらまず何をするか」
を理解していることが重要です。
役割分担を明確にします。
■⑦ 連絡手段も同時に確認
避難経路確認とセットで、
・家族LINE
・災害用伝言ダイヤル
も確認します。
■⑧ 今日できる一歩
今週末、
最寄りの避難所まで
一緒に歩いてみてください。
10分の確認が、
命を守ります。
■まとめ|“歩けるうちに”確認する
結論:
高齢家族の避難経路は、実際に歩いて確認することが最も効果的です。
防災士として現場で感じたのは、
想定と現実のズレが大きいということ。
事前の一歩が、
本番の安心につながります。

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