非常持ち出し袋は、
重ければ意味がありません。
特に高齢者の場合、
「持てる重さ」であることが最優先です。
完璧よりも、
持てる備えを。
■① 高齢者用持ち出し袋の基本方針
・5kg以内を目安
・背負えるリュック型
・両手が空く仕様
移動の安全性が最優先です。
■② 必須アイテム
・常備薬(1週間分)
・お薬手帳のコピー
・懐中電灯
・ホイッスル
・簡易トイレ(少量)
・マスク
・飲料水(最小限)
「軽く、確実に使えるもの」を選びます。
■③ 持病管理が最重要
被災地支援で最も困ったのは、
薬が足りないケース。
薬局が機能するまで、
時間がかかることがあります。
薬は命綱です。
■④ 現場で多かった誤解
「若い人と同じ内容を入れればいい」
という考え。
実際には、
重すぎて持ち出せないケースが多く見られました。
内容は“個別最適”が基本です。
■⑤ 置き場所の工夫
・玄関横
・ベッド近く
すぐ手に取れる場所に。
押し入れ奥は危険です。
■⑥ 夜間避難を想定する
・足元灯
・滑りにくい靴
・反射ベスト
夜の移動を想定しておきます。
■⑦ 家族と共有する
遠方の家族には、
・中身
・置き場所
・避難先
を伝えておきます。
写真共有が効果的です。
■⑧ 今日できる一歩
今あるリュックを持ってみてください。
「持てる重さか?」
そこから見直します。
■まとめ|“持てる備え”が本当の備え
結論:
高齢者の非常持ち出し袋は、軽さと実用性が最優先です。
防災士として感じるのは、
持てない備えは存在しないのと同じだということ。
無理なく、確実に整えましょう。

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