命を守る防災は重要です。
しかし現場では、もう一つの悲劇があります。
命は助かったが、人生が壊れた。
この悲劇を防ぐために必要なのが、長期戦用の防災です。
その軸が、5本柱です。
■① 5本柱は「助かった後」を守る設計
5本柱が狙っているのは、
・初動の生存
ではなく
・生存後の継続
です。
生活を壊さないための防災です。
■② 自律型避難は「判断を失わない軸」
自律型避難は、
・支援を待たず
・自分で判断し動く
という軸です。
長期戦で判断を失わないことが、生活再建の出発点になります。
■③ 避難服は「尊厳と心を守る具体策」
避難服は、
・体を守る → △
・心と判断を守る → ◎
という位置づけです。
着替えられることが、尊厳と回復を支えます。
■④ 耐災害力は「選択肢を残し続ける力」
耐災害力は、
・お金
・心
・判断
で成り立ちます。
どれかが欠けると連鎖的に崩れます。
選択肢が残っていること自体が防災になります。
■⑤ 壊れない避難生活は「我慢しない設計」
壊れない避難生活とは、
・我慢し続けなくていい状態
を作ることです。
我慢できた人ほど後から壊れる。
この現実に対応するための防災です。
■⑥ やらなくていい防災は「続けるための防災」
防災が続かない最大の理由は、
多すぎて、できない。
やらなくていい防災は、
・削っても合格
・判断を軽くする
ことで、防災疲れを止めます。
■⑦ 5本柱は全部つながっている
5本柱は別々ではありません。
・避難服がある → 心が安定
・心が安定 → 判断が保てる
・判断が保てる → お金の選択ミスが減る
・我慢が減る → 避難生活が壊れない
・防災が軽い → 続く
連鎖を良い方向へ回す設計です。
■⑧ 長期戦の防災は「人生を守る防災」
5本柱が目指すのは、
・命
・生活
・尊厳
を同時に守る防災です。
長期戦の現実に対して、現実的に効く防災です。
■まとめ|5本柱は「人生が壊れる」を止める防災
5本柱は、命の次を守るための防災です。
結論:
防災の観点では、自律型避難・避難服・耐災害力・壊れない避難生活・やらなくていい防災の5本柱は、被災という長期戦で「命は助かったが人生が壊れた」を防ぐための長期戦用防災である。
防災士として現場を見てきた中で、
助かった後に崩れる人を減らすには、初動だけでは足りません。
5本柱は、現場の現実に合わせた防災です。

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