防災において一番の敵は、「情報が多すぎて判断できないこと」です。
日頃から学んでいても、いざという時に必要な情報を思い出せなければ意味がありません。
そんな課題を一気に解決してくれるのが、今回紹介する 自分専用メモAI「Notebook LM」 です。
■① Notebook LMとは何か
Notebook LMは、Googleが提供する「自分専用のメモAI」です。
検索AIや雑談AIとは違い、自分が読み込ませた情報だけを材料にして回答してくれます。
つまり、
- ネット全体の一般論ではなく
- 自分が信頼して集めた情報だけを
- 対話形式で引き出せる
「おまとめAI」「個人用知識倉庫」と考えると分かりやすいです。
■② 防災とNotebook LMの相性が良い理由
防災は「知識量」よりも「判断の速さと正確さ」が重要です。
Notebook LMは、次のような場面で力を発揮します。
- 過去に見た防災動画や講義の内容を、要点だけ知りたい
- 防災計画・業務マニュアルを横断的に検索したい
- 「この状況ではどう判断すべきか」を自分の資料ベースで確認したい
単語検索ではなく、意味や意図を理解した質問ができる点が大きな強みです。
■③ 具体的な使い方イメージ(防災編)
Notebook LMに、次のような情報を入れてみてください。
- 防災講演の資料(PDF)
- 自治体の防災計画
- 気になった防災YouTubeのURL
- 自分でまとめたメモや記録
そのうえで、例えばこんな質問ができます。
- 「初動対応で一番優先すべき判断は?」
- 「避難判断でよくある失敗は?」
- 「この資料の共通点をまとめて」
これは、自分専用の防災アドバイザーを持つ感覚に近いです。
■④ ChatGPTや検索AIとの違い
Notebook LMと他のAIの違いは、情報の「範囲」です。
- ChatGPTや検索AI
→ インターネット全体の情報をもとに回答 - Notebook LM
→ 自分がアップロードした情報のみで回答
つまり、
- 「一般論」ではなく
- 「自分が信頼した情報だけ」を
- 迷わず引き出せる
防災のように、判断ミスが致命的になる分野では非常に重要な違いです。
■⑤ 利用料金と導入ハードル
Notebook LMは、Googleアカウント(Gmail)があれば無料で使えます。
有料プランもありますが、個人利用・学習用途なら無料で十分です。
操作もシンプルで、
- 新規ノートを作成
- 資料やURLを追加
- 聞きたいことを入力
この3ステップだけです。
■⑥ 防災学習を加速させる使い方のコツ
おすすめの使い方は、「完璧を目指さないこと」です。
- まずは気になった資料を放り込む
- 雑に質問してみる
- 使いながら慣れる
防災知識は、積み上げるほど判断が軽くなる分野です。
Notebook LMは、その積み上げを支える強力な土台になります。
■⑦ 注意点:高額AIスクールに注意
YouTubeなどでは、Notebook LMを入口に
高額なAIスクールや情報商材へ誘導するケースも見られます。
一般的な防災学習や業務活用に、
高額スクールは必要ありません。
- 無料で十分使える
- 本質は「どう使うか」
この点は意識しておいてください。
■⑧ まとめ|防災は「思い出せる知識」が命を守る
防災に必要なのは、
- たくさん知っていることではなく
- 必要なときに、必要な判断ができること
Notebook LMは、
- 防災知識を
- 自分仕様に整理し
- 迷わず引き出せる
そんな環境をつくってくれるAIです。
まずは、
「こんなAIがあるんだ」と知るだけでも十分です。
触ってみることで、防災学習と判断力の質は確実に変わります。

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