SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」は、インフラや都市計画だけでなく、そこに暮らす人の“構成”も重要です。特に日本各地で進む高齢化住宅街は、災害時に大きな課題を抱えています。
■① 高齢化住宅街で起きやすい災害リスク
高齢化が進む地域では、
・避難が遅れる
・要支援者が多い
・初動対応が弱くなる
といった傾向があります。
■② 「静かで治安が良い街」の落とし穴
普段は落ち着いた街でも、
・昼間は人が少ない
・助けを求める声が届きにくい
という状況になりがちです。
■③ 災害時、共助が機能しにくい現実
高齢者同士の地域では、
・力仕事ができない
・情報共有が遅れる
・避難誘導が難しい
という課題が顕在化します。
■④ 行政支援が届くまでの“空白時間”
発災直後は、
・消防・救急が来ない
・安否確認が追いつかない
時間帯が必ず発生します。
■⑤ 防災訓練が形骸化しやすい理由
参加者が固定化し、
「毎年同じ人だけ」
という状態になりやすいのが現実です。
■⑥ 小さな仕組みが命を救う
・声かけルール
・見守り当番
・簡単な安否サイン
といった仕組みが効果を発揮します。
■⑦ 若い世代をどう巻き込むか
・近隣大学
・子育て世帯
・地域外ボランティア
との連携が鍵になります。
■⑧ 高齢化は弱点ではなく前提条件
高齢化を前提に、
「できる防災」を積み上げることが重要です。
■まとめ|高齢化住宅街こそ防災の再設計が必要
SDGs目標11が求めるのは、
誰一人取り残さないまち。
結論:
高齢化は災害弱点ではなく、備えるための出発点
防災士として、高齢者しかいない地区で初動が遅れた現場を何度も見ました。仕組みがあれば、防げた被害は確実に存在します。

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