SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」は、災害時に最も試されます。その中でも、水・衛生・トイレ環境は健康被害を左右する決定的要素です。被災地で見てきた現実をもとに整理します。
■① 災害時の健康被害は「水」から始まる
断水が起きると、
・飲料水不足
・手洗い不能
・調理不可
が同時に発生します。
水の不足は感染症リスクを一気に高めます。
■② トイレ環境の悪化が健康を壊す
トイレを我慢することで、
・脱水
・膀胱炎
・便秘
が急増します。
特に高齢者・女性・子どもは影響を受けやすいです。
■③ 避難所で起きやすい衛生問題
・床に直接座る生活
・換気不足
・ゴミの滞留
これらが重なると、感染症が広がりやすくなります。
■④ 在宅避難でも油断できない
自宅に留まれても、
・水が出ない
・下水が使えない
・ゴミ収集が止まる
と衛生環境は急激に悪化します。
■⑤ 簡易トイレは「数」が命を守る
1人1日5回使用を想定すると、
3日分=15回
7日分=35回
数が足りないと、健康被害に直結します。
■⑥ 衛生用品は後回しにされやすい
防災備蓄では
・水
・食料
が優先されがちですが、
・ウェットティッシュ
・消毒液
・使い捨て手袋
も健康維持に不可欠です。
■⑦ SDGs目標3と防災は直結している
健康を守れなければ、
・復旧作業ができない
・支援を受け取れない
・生活再建が遅れる
という悪循環に陥ります。
■⑧ 平時からの準備が最大の医療対策
・飲料水の備蓄
・簡易トイレ
・衛生用品
これらは災害時の「予防医療」です。
■まとめ|水とトイレを制する者が健康を守る
災害時、医療が届く前に健康を守れるかどうかが生存率を左右します。
結論:
水・衛生・トイレの備えは最強の健康対策
防災士として、トイレ環境が改善された避難所ほど体調不良が少ない現実を何度も見てきました。健康は、備えで守れます。

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