SDGs目標3は「医療」や「病気予防」だけを指していません。
災害現場で静かに命を奪うのは、生活不活発病です。
これは防災の現場で、実際に何度も見てきた現実です。
■① 生活不活発病とは何か
災害後、
・動かない
・横になる時間が増える
・人と話さない
この状態が続くことで、筋力・心肺機能・免疫力が一気に低下します。
特に高齢者だけでなく、若年層にも起きます。
■② 避難所で起きやすい理由
避難所では、
・スペースが狭い
・動く場所がない
・遠慮してじっとしてしまう
という環境が重なります。
「迷惑をかけたくない」という善意が、健康を奪います。
■③ 実際に多かった失敗
現場で多かったのは、
「安静にしていれば安全」という誤解。
結果として、
・足腰が急激に弱る
・トイレに行けなくなる
・血栓ができる
というケースが発生しました。
■④ 行政側が言いにくい本音
本音を言えば、
「避難所で全員の運動まで管理できない」
これが現実です。
だからこそ、個人の意識と行動が重要になります。
■⑤ 災害時こそ“動く防災”
・1時間に1回立ち上がる
・その場で足踏み
・深呼吸
特別な運動は不要です。
「止まらない」ことが命を守ります。
■⑥ トイレ我慢が招く悪循環
水不足や遠慮からトイレを我慢すると、
・脱水
・血液がドロドロになる
・血栓リスク上昇
という負の連鎖が起きます。
健康のためには、トイレ対策も防災です。
■⑦ SDGs目標3は「避難所の生き方」
医療が届く前に、
自分の体を守れるかどうか。
SDGs目標3は、災害時の“行動指針”でもあります。
■⑧ 平時からできる備え
・普段から歩く習慣
・正座や床生活に慣れる
・簡単な体操を知っておく
これだけで、災害耐性は大きく変わります。
■まとめ|動ける体は、最大の支援物資
災害時、
助けが来るまで自分を守れるかどうか。
それを決めるのは体力と行動力です。
結論:
「動き続けられる人ほど、災害に強い」
防災士として断言します。
生活不活発病は、防げる災害被害です。

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