災害では、命が助かったあとに“心が壊れる”人が少なくありません。
SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」には、身体だけでなく心の健康も含まれています。
■① 災害は心に強いダメージを残す
地震・豪雨・火災の現場では、
・強い恐怖
・喪失感
・罪悪感
・将来への不安
が一気に押し寄せます。
■② 心の不調は「遅れて現れる」
災害直後は気が張っています。
しかし数週間〜数か月後に、
・不眠
・食欲不振
・無気力
・突然の涙
といった症状が現れることが多いです。
■③ 「自分は大丈夫」が一番危ない
現場では、
「自分は平気です」
と答える人ほど、後から体調を崩します。
我慢=強さではありません。
■④ 避難所でのメンタル悪化要因
・プライバシー不足
・騒音
・人間関係のストレス
・情報過多とデマ
これらが心をじわじわ削ります。
■⑤ 心の防災は“日常の延長”
普段から、
・誰かと話す習慣
・感情を言葉にする
・助けを求める経験
がある人ほど、回復が早いです。
■⑥ 行政支援は「気づかれにくい人」に届きにくい
支援制度はありますが、
・声を上げない人
・孤立している人
ほど支援から漏れやすいのが現実です。
■⑦ 個人でできるメンタル防災
・信頼できる人を3人決めておく
・不調を記録する
・眠れない時は無理をしない
・専門窓口を知っておく
■⑧ 心の健康も命を守る防災
体が無事でも、心が折れれば生活再建は進みません。
メンタル防災は復興の土台です。
■まとめ|心のケアは“後回しにしない防災”
災害は目に見えない傷を残します。
結論:
「心の健康を守る備えも、防災の一部である」
防災士として、心の支えがあった人ほど前を向けた現場を何度も見てきました。

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