大規模災害のあと、「なぜ学校はすぐ再開しないのか?」という声が必ず上がります。しかし現場で見ると、再開を阻む理由は想像以上に複雑です。
■① 学校は避難所になる
災害発生直後、多くの学校は
・地域の避難所
・物資集積拠点
・医療・支援の連携場所
になります。
授業どころではありません。
■② 教育再開=安全確保が前提
校舎が無事でも、
・断水
・トイレ使用不可
・通学路の危険
が残っていれば再開できません。
■③ 現場で見た“誤解されがちポイント”
「建物が無事=学校再開できる」
これは大きな誤解です。
子どもの安全動線が確保されなければ再開不可です。
■④ 教員も被災者である現実
教員自身が
・家を失う
・家族の安否不明
・避難生活中
という状況も珍しくありません。
■⑤ 教育の空白が子どもに与える影響
学校再開が遅れると、
・生活リズム崩壊
・学習意欲低下
・心の不安定化
が起こります。
■⑥ 行政側が言いにくい本音
「早く再開したいが、責任が重すぎる」
事故が起きれば、判断した行政・学校が問われます。
■⑦ 仮設教育の重要性
体育館や公民館での
・簡易授業
・学習支援
が、子どもを救います。
■⑧ SDGs目標4は災害復興の基盤
教育の再開は、
地域再生のスタートラインです。
■まとめ|学校は「最後」に再開する施設
命と安全を守ったあとに、教育があります。
結論:
教育再開はスピードより安全が最優先
防災士として、焦って再開した結果トラブルが起きた事例も見てきました。慎重な判断こそ、子どもを守ります。

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