【防災士が解説】防災×SDGs目標8|災害で「仕事を失う人」が真っ先に追い込まれる理由

災害は命だけでなく、「働く場」を一瞬で奪います。SDGs目標8「働きがいも 経済成長も」は、平時の雇用政策と思われがちですが、防災の視点で見ると“生活再建の生命線”そのものです。


■① 災害はまず雇用を直撃する

地震・豪雨・台風が起きると、
・店舗休業
・工場停止
・観光業の消失
が連鎖的に発生します。特に非正規・個人事業主は影響を受けやすいのが現実です。


■② 「命は助かったが生活が立たない」現実

被災地では、
「家は無事だが仕事がない」
「避難で職場に行けず解雇された」
という声が少なくありません。防災は生活再建まで含めて考える必要があります。


■③ 在宅避難と仕事の関係

在宅避難ができても、
・電気
・通信
・作業環境
が整わなければ仕事は続けられません。防災対策は“働き続ける備え”でもあります。


■④ 仕事がある人ほど備えが必要

安定した職に就いている人ほど、
「自分は大丈夫」
と考えがちですが、災害時は
・通勤不能
・職場閉鎖
・業務縮小
が一気に起こります。


■⑤ SDGs目標8が示す本当の意味

目標8は単なる経済成長ではなく、
「災害が起きても人が働き続けられる社会」
を目指す考え方です。


■⑥ 個人でできる防災×仕事対策

・最低1週間分の生活費確保
・副収入源の分散
・在宅作業の準備
・通信手段の複数化
これだけでも災害耐性は大きく変わります。


■⑦ 企業防災が個人を守る

BCP(事業継続計画)が整った企業ほど、
従業員の生活再建も早い傾向があります。
「会社任せ」にせず、個人でも理解しておきましょう。


■⑧ 働けることは最大の防災

収入が途切れないことは、
支援に頼りすぎない力になります。
働く力=回復力です。


■まとめ|仕事は命の次に守るもの

災害後の生活を立て直す最大の資源は「働く力」です。

結論:
SDGs目標8は「災害後も自立して生き直す力」を支える防災目標

防災士として、仕事を失ったことで心身ともに追い込まれる被災者を多く見てきました。命を守る備えと同時に、働き続ける備えを持つことが、真の防災です。

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