キャッシュレス、スマホ、クラウド。
便利な社会ほど、
災害時には一気に脆さが露呈します。
SDGs目標9の「技術革新」を
防災の視点で再点検します。
■① デジタル前提は停電で崩壊する
スマホ決済、電子申請、オンライン連絡。
停電・通信障害が起きた瞬間、
すべて使えなくなるのが現実です。
■② 被災地では「ログインできない」
・IDが分からない
・パスワードを忘れた
・二段階認証が届かない
災害時は冷静な操作ができません。
■③ 紙とアナログは今も最強
被災地で役立つのは、
・紙の地図
・紙の名簿
・掲示板
・手書きメモ
技術が進んでも、
最後はアナログが命を守ります。
■④ 高度化より“冗長化”が重要
SDGs目標9は
「最先端」を目指す目標ではありません。
・同じ情報を複数手段で伝える
・壊れても代替できる
この考え方が防災では不可欠です。
■⑤ 行政システムも災害で止まる
住民票、税、福祉、被災証明。
サーバ停止で
行政手続きが完全停止
する事例は珍しくありません。
■⑥ 現場では人がシステムになる
最終的に頼られるのは、
・職員の判断
・現場対応
・臨機応変な運用
人の力は
どんなITよりも柔軟です。
■⑦ デジタル防災の正解は併用
デジタルを否定するのではなく、
・平時はデジタル
・有事はアナログ
この切り替え設計が重要です。
■⑧ 個人も「非デジタル備え」を
・現金
・連絡先メモ
・紙の保険証コピー
・紙の地図
これだけで生存率は上がります。
■まとめ|技術は万能ではない
SDGs目標9が目指すのは、
便利さではなく
災害でも使える強さです。
結論:
防災では「進化」より「生き残る設計」が優先される
防災士として現場に立つと、
最先端技術よりも
止まらなかった仕組みが
人を救っていました。

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