【防災士が解説】防災×SDGs|目標5「ジェンダー平等を実現しよう」―災害時に露呈する“ケア労働の偏り”という現実

災害が起きると、
避難所や在宅避難で
必ず発生するのが
「ケア労働」です。

しかしこの負担は、
無意識のうちに
特定の人へ偏ります。


■① 災害時に急増する「見えない仕事」

・子どもの世話
・高齢者の見守り
・体調不良者の対応
・食事や片付け

これらは
防災マニュアルに
書かれていない仕事です。


■② ケアは“自然と女性側”に集まりやすい

「気づいた人がやる」
という善意の結果、

・女性
・母親
・介護経験者

に負担が集中します。


■③ 休めない人ほど限界を超える

・夜も眠れない
・食事が後回し
・自分の体調を無視

結果、
最初に倒れるのは
ケアを担っていた人です。


■④ ケア疲労は二次被害を生む

・イライラ
・判断ミス
・感情的対立

避難所トラブルの
多くは
疲労の蓄積が原因です。


■⑤ ジェンダー平等は「役割の固定解除」

・女性=世話役
・男性=力仕事

この分担を
一度リセットすることが重要です。


■⑥ ケアを「仕事」として扱う

・当番制
・時間区切り
・交代制

ケアも
管理すべき業務です。


■⑦ 行政・運営側が介入すべき領域

「家庭内のこと」
として放置すると、
確実に不公平が生まれます。

運営側が
役割分担を示すことで
負担は激減します。


■⑧ 平時からの訓練が差を生む

防災訓練で
・炊き出し
・見守り
・受付

を男女混合で行う。

これが
本番で生きます。


■まとめ|ケアを担う人を孤立させない

災害時のケアは、
誰かの善意に
依存してはいけません。

結論:
「ケア労働を共有できない避難所は、必ず崩れる。」

防災士として、
ケア疲れで限界を迎えた
多くの方を見てきました。
ジェンダー平等とは、
負担を公平に分ける防災です。

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