【防災士が解説】BTSファンの非常食は重いと危険|助かる飲み物の備えはこれで良い

BTSの推し活を楽しむ人ほど、非常食は「たくさん買うこと」が備えだと思いがちです。ですが実際は、重すぎる備蓄や食べ慣れない物だけを置くと、災害時に続きません。判断基準はシンプルです。すぐ食べられる、普段も使える、水が少なくても回る。この3つを満たす備えの方が助かります。

■① BTSファンの非常食で危ないのは“映え”や“保存年数だけ”で選ぶことです

非常食は長持ちするほど安心に見えます。
ですが、食べ慣れていない物ばかりだと、体調や気分が落ちた時に食べにくくなります。

防災で大事なのは、
・普段から食べられる
・開けてすぐ食べられる
・片付けが少ない
この3つです。

推し活でも同じで、見た目より「実際に続くか」で選ぶ方が現実的です。

■② 飲み物は“とりあえず数本”だと危険です

災害時の水は、少しあれば安心ではありません。
水は飲むだけでなく、簡単な調理にも使います。

政府広報オンラインでも、水は飲料水と調理用水として1人1日おおよそ3リットル程度必要で、最低3日から1週間分の備蓄が望ましいと案内しています。
つまり、一人暮らしでも「数本だけ」では足りない前提で見ておく方が安全です。

■③ BTSファンの非常食は“すぐ食べられる物”を先に置くと助かります

停電や断水が起きると、お湯や電子レンジが使えないことがあります。
だから最初に置きたいのは、そのまま食べやすい物です。

たとえば、
・栄養補助食品
・ビスケット
・缶詰
・ゼリー飲料
・小分けの菓子類
です。

アルファ米やカップ麺も便利ですが、水や熱源がないと使いにくい場面があります。
最初の一段目は「今すぐ食べられる物」にすると失敗しにくいです。

■④ 飲み物は“推し活用ストック”と兼ねると良いです

防災専用にすると、存在を忘れたり期限切れになったりしやすいです。
だから水や飲料は、普段の推し活用と兼ねて回す方が続きます。

たとえば、
・持ち歩きやすい水
・経口補水寄りの飲料
・常温でも飲みやすい物
を少し多めに買い、使った分だけ補充する形です。

これはローリングストックの考え方で、日常と防災を切り分けすぎない方が備えやすいです。

■⑤ BTSファンの非常食は“元気がない時でも食べられるか”が判断基準です

災害時は、空腹より先に疲れや不安で食欲が落ちることがあります。
だから非常食は、栄養だけでなく「食べやすさ」で選ぶ方が大事です。

おすすめは、
・一口で食べやすい
・甘い物としょっぱい物を分ける
・水分が少なくても食べやすい
この条件でそろえることです。

推し活の遠征でも、疲れている時に食べられる物は限られます。
防災でも同じで、理屈より口に入る物の方が助かります。

■⑥ 一人暮らしのBTSファンほど“軽い備蓄”が向いています

収納が少ない部屋で大量備蓄をすると、置き場所がなくなり、結局ぐちゃぐちゃになります。
だから一人暮らしでは、まず3日分を無理なく回す方が現実的です。

・水
・すぐ食べられる非常食
・少し温めれば食べられる物
この3層で持つと、無理がありません。

防災は、立派な備蓄より、崩れない仕組みの方が強いです。

■⑦ BTS遠征にも回せる物を選ぶと無駄が減ります

非常食や飲み物の中には、遠征バッグやホテル泊でも使いやすい物があります。
たとえば、
・小さめの水
・栄養バー
・ゼリー飲料
・塩分のある軽食
です。

家だけで使う前提にすると、備蓄が重くなりがちです。
「遠征にも持って行けるか」で選ぶと、防災と推し活の相性が良くなります。

■⑧ BTSファンの非常食と飲み物は“これで良い”から始めると続きます

最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは、
・水
・すぐ食べられる物
・食べ慣れた軽食
この3つを少し多めに置く形で十分です。

防災は、特別なセットを買って終わりではなく、普段の生活に少し足す方が続きます。
推し活を安心して楽しむためにも、「災害時に空腹と水切れで困らない」状態を作ることが第一です。

■まとめ

BTSファンの非常食で危ないのは、重すぎる備蓄と、食べ慣れない物だけで固めることです。
助かる備えは、水を必要量で持ち、すぐ食べられる非常食を普段使いと兼ねて回すことです。
防災は大げさなセットより、「今日しんどくても食べられる物があるか」で考える方が現実的です。

出典:政府広報オンライン「今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方」

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