【防災士が解説】BTS遠征で地震は出口へ急ぐと危険|助かる行動はこれで良い

BTSのライブ遠征中に地震が起きると、いちばん怖いのは揺れそのものより、周囲が一斉に動き出すことです。会場、駅、商業施設、ホテルでは、人の流れに巻き込まれるだけで危険が大きくなります。だから判断基準はシンプルです。まず走らない、出口へ殺到しない、係員の案内を聞く。この3つが助かる行動の基本です。

■① BTS遠征で地震が起きたら最初にやるのは“移動”ではなく“身を守る”です

地震の直後にやるべきことは、帰り道を考えることではありません。
まずは、落下物や転倒物から身を守ることです。

会場内なら、
・頭を守る
・照明や吊り物の下を避ける
・座席や周囲の安定した場所で低い姿勢を取る
この順番が基本です。

遠征中は「早く動いた方が安全」と思いやすいですが、揺れている最中の移動は転倒や圧迫の危険が上がります。

■② BTSライブ会場では出口へ急ぐと危険です

ライブ会場で地震が起きると、つい出口や階段へ向かいたくなります。
ですが、混雑空間ではこの判断が危険になりやすいです。

人が一斉に動くと、
・将棋倒し
・階段での転倒
・押し合いによるけが
が起こりやすくなります。

会場では、自分だけ早く出ようとするより、スタッフの案内を待つ方が助かる可能性が高いです。
元消防職員の感覚でも、大人数が集まる場所では「急いで動く人」より「正しく止まれる人」の方が危険を減らせます。

■③ BTS遠征中の地震は“スマホ確認優先”だと危険です

揺れた瞬間にスマホを見ようとすると、周囲の状況確認が遅れます。
まず見るべきなのは画面ではなく、頭上、足元、周囲の人の流れです。

特に危ないのは、
・歩きながらスマホを見る
・揺れた直後に動画を撮る
・SNS確認を優先する
この3つです。

情報は大事ですが、最初の数十秒は安全確保の方が優先です。
スマホは落ち着いてからでも確認できます。

■④ 会場の外でも“広い場所なら安全”とは限りません

ライブ会場の外へ出られても安心しすぎは危険です。
ガラス、看板、外壁、電柱、自販機など、屋外にも落下・転倒の危険があります。

だから屋外では、
・建物のすぐ近くを避ける
・ガラス面の前に立たない
・看板や電柱の下を避ける
ことが大切です。

駅前や歩道橋周辺は特に人が集まりやすいので、流れに押されない場所を選ぶ判断が必要です。

■⑤ BTS遠征で地震後に助かるのは“むやみに帰らない”判断です

遠征中は「とにかく帰らないと」と考えがちです。
ですが地震直後は、交通機関の停止、駅の混雑、道路の危険が重なります。

この時に大事なのは、
・無理に駅へ向かわない
・安全な施設内や一時滞在先を確認する
・家族や同行者に短く連絡する
ことです。

遠征防災では、帰宅を急ぐより、その場で安全に待てる方が助かる場面は多いです。

■⑥ BTS遠征前に決めておくと良いのは“連絡ルール”です

同行者と別行動していたり、現地集合だったりすると、地震後に連絡が取りにくくなることがあります。
だから事前に決めておきたいのは、
・連絡がつかない時の集合場所
・一定時間つながらない時の行動
・家族への連絡方法
です。

SNSだけに頼ると、通信障害時に弱いです。
SMSや災害用伝言サービスも想定しておくと安心です。

■⑦ BTS遠征バッグに入れておくと助かる物は多くありません

地震対応のために、大きな非常袋は不要です。
遠征バッグに入れておきたいのは、
・モバイルバッテリー
・飲み物
・携帯トイレ
・現金
・常備薬
この程度で十分です。

助かる備えは、豪華な装備ではなく、足止めされた時に困る物があるかどうかです。
防災は量より判断の軽さを作る方が現実的です。

■⑧ BTS遠征の地震対策は“楽しみを守る準備”で良いです

防災というと重く感じますが、BTS遠征では難しいことを全部覚える必要はありません。
大切なのは、
・揺れたらまず身を守る
・出口へ殺到しない
・係員の案内を聞く
・無理に帰ろうとしない
この4つです。

これだけでも、地震時の判断はかなり変わります。
推し活を安心して続けるためにも、遠征前に一度だけ頭に入れておく価値があります。

■まとめ

BTS遠征で地震が起きた時に危ないのは、出口へ急ぐことと、すぐ帰ろうとすることです。
助かる行動は、まず身を守り、スタッフの案内を聞き、むやみに移動しないことです。
ライブ遠征の防災は、大げさな準備より「最初の判断を間違えないこと」がいちばん重要です。

出典:政府広報オンライン「ビルの高層階を大きく揺らす『長周期地震動』緊急地震速報に備えて日頃から準備を」

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