【防災士監修】防災×スマホ・タブレット|“命を守るデバイス”の使い方完全ガイド

はじめに|災害時の“最強防災ツール”はスマホとタブレット

災害時、あなたが最初に手に取るものは何ですか?
多くの人は「スマートフォン」と答えるでしょう。

実は、スマホやタブレットは今や「通信機器」ではなく、“命を守るための防災ツール”に進化しています。

情報収集・安否確認・避難誘導・デジタル備蓄――
あらゆる機能が、緊急時のあなたと家族を守る力になるのです。

この記事では、「防災×スマホ・タブレット」の観点から、災害に備えるための活用術を解説します。
防災士が実際に勧めているアプリ・設定・準備まで網羅した保存版ガイドです。

第1章|スマホ・タブレットは「防災の司令塔」

▼1. 通信・情報収集の中枢

災害時にはテレビやラジオが使えなくなることがありますが、スマホさえあれば、
• 緊急地震速報・避難指示のリアルタイム受信
• 自治体・防災機関のSNS確認
• 災害情報のライブ配信視聴(YouTube・Xなど)

が可能になります。

▼2. 多機能で備えも一括管理できる
• 懐中電灯(ライト)機能
• 緊急ブザーアプリ
• 電子マップ・避難所検索
• 家族との位置共有アプリ

これらを1台でまかなえるのは、もはや「最強の防災ツール」と言えるでしょう。

第2章|おすすめの防災アプリ10選(無料あり)

▼1. Yahoo!防災速報(全国対応)
• 地震・津波・大雨・熱中症・避難指示など通知
• 地域設定可能で「家族の分」も登録可

▼2. NHKニュース・防災
• 正確性に定評。災害時には速報動画も配信
• ラジオ代わりにも活用できる

▼3. 特務機関NERV防災
• 地震・台風・津波を“最速&詳細”に通知
• 気象庁より速いと話題の神アプリ

▼4. Google Maps(オフライン保存機能を活用)
• 避難経路・給水所・避難所を検索可能
• オフラインマップをDLしておけば圏外でも利用可能

▼5. 福岡県防災アプリ「まもるくん」(地域限定)
• 地元密着の災害・避難所情報を通知
• 要配慮者支援機能も搭載(防災士も推奨)

※地域ごとのアプリ(例:東京都防災、静岡県の地震防災アプリなど)も確認しましょう。

第3章|災害前にスマホ・タブレットでしておくべき5つの準備

  1. 緊急速報の受信設定を確認

設定アプリから「緊急速報(ETWS)」をONに。iPhone/Androidともに要チェック。

  1. オフラインでも使える地図・連絡先・メモを用意
    • 自宅・職場・学校周辺の地図をダウンロード
    • 家族や親戚の電話番号をスマホ以外にも保存
    • Evernoteやメモ帳に「避難リスト」「持ち物リスト」を保存
  2. ポータブル電源・モバイルバッテリーの準備
    • 10000mAh以上のモバイルバッテリーは最低2台
    • ソーラーチャージャーや手回し式充電器も◎
    • USB-C/ライトニング/MicroUSBなど複数対応が理想
  3. 家族や仲間と「連絡ルール」を決める
    • 災害時はLINEより「SMS」が優先される場合も
    • Google位置共有や「iPhoneを探す」で居場所共有設定
    • 安否確認アプリ(ココダヨ・安否確認119など)の導入
  4. スマホケースに防水・衝撃対策を

災害現場では落下や浸水のリスクも。防水・耐衝撃ケースの使用で安心感UP。

第4章|災害時にスマホ・タブレットを「命の道具」として使う方法

▼災害直後のスマホ活用フロー
時間帯
活用例
発生直後
懐中電灯・ブザー・安否確認・情報収集(速報系アプリ)
30分以内
家族との連絡/避難場所確認(Google Maps)
1〜3時間以内
SNSでの被害確認・自治体情報確認・電源節約設定
半日以降
デジタルラジオ/オフラインコンテンツでの心のケア

▼避難所でも役立つ活用例
• 家族の写真や保険証・診察券をスマホに保存(クラウド推奨)
• 翻訳アプリ(Google翻訳など)で外国人支援
• 子ども向け動画やゲームでストレス軽減

第5章|“依存”ではなく“活用”のために、アナログとの併用も忘れずに

スマホやタブレットは便利ですが、通信障害・電池切れ・端末故障といったリスクもあります。
そのため、防災では「アナログとのハイブリッド」が鉄則です。

▼最低限備えるべきアナログ防災アイテム
• 紙の地図(ハザードマップ)
• 家族連絡カード(災害用伝言ダイヤル171の利用方法も)
• 懐中電灯・ラジオ(手回し式が理想)
• 筆記用具とメモ帳(避難所での伝言や記録に)

スマホが使えないとき、すぐ代替手段に移れるか?
この視点を常に持っておくことが、生存率を大きく左右します。

第6章|防災士が推す「スマホ×防災教育」への活用法

スマホやタブレットは、防災教育の現場でも活躍します。

▼小中高校・地域講座での活用例
• 「防災アプリを実際に触ってみよう」講座
• タブレットを使った避難経路のデジタルマップ作り
• YouTubeやNHK for Schoolを活用した地震学習
• オンライン防災訓練(Zoom・Meet・LINEなどを活用)

特に若年層や高齢者向けには、スマホ防災を体験型で教えることが効果的です。

終わりに|「使いこなせば、防災力が10倍になる道具」

スマホやタブレットは、単なる連絡手段ではなく、
情報・連携・安心・備え・教育のすべてを支える、現代の「防災マルチツール」です。

しかし、それは使いこなしてこそ意味がある道具。
• どんなアプリを使うか
• 災害前に何を設定するか
• 災害後にどう運用するか

この3点を押さえることで、災害時の安心感が格段に変わります。

スマホを“危機回避の司令塔”にする。
今日から、あなたの防災の質が変わります。

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