【防災×遊び】避難時に“心を守る”オモチャ&ゲーム10選|子どもも大人も安心できる空間づくり

はじめに|「心の防災」を、あなたは考えたことがありますか?

災害時に必要なものといえば「食料・水・ライト・救急用品」――
そんなイメージが強い中、実は見落とされがちなものがあります。

それは「こころの安心」です。

避難生活が長引くと、子どもは不安になり、泣き出したり暴れたりすることがあります。
大人だって、疲れやストレスから気持ちが沈み、判断力を失ってしまうことも……。

そんなとき、役に立つのが「オモチャ」や「遊び」です。
この記事では、防災のプロ視点から「避難時に本当に役立つオモチャ・ゲーム」を厳選して紹介します。

第1章|なぜ“遊び”が防災に必要なのか?

災害時には「こころの回復」が重要です。
特に子どもにとっては、遊びは“生きる力”を保つ大切な手段です。

● 避難所生活の「ストレス」と「時間」
• 子ども:「退屈」「不安」「騒音」「プライバシーなし」
• 大人:「疲労」「焦り」「将来への不安」

このような環境では、遊びが“安心感”や“日常感覚”を保つ役割を果たします。
また、遊びを通じて周囲と関わることで、孤立を防ぎ、避難所全体の空気もやわらぎます。

第2章|避難時におすすめの「オモチャ・ゲーム」10選

ここでは、災害時に特におすすめの“持ち運びやすく、安心・安全な遊びアイテム”を紹介します。

① おえかきボード(マグネット式)

✅ 鉛筆や消しゴムが不要
✅ 繰り返し使える
✅ 音が出ないため、避難所でも迷惑にならない

おすすめ商品:くもん出版「おえかきがっこう」など

② 折り紙セット(防水ケース入り)

✅ 軽量・コンパクト
✅ 創造力を刺激
✅ 高齢者とのコミュニケーションにも◎

避難所内で子どもとお年寄りが一緒に「鶴を折る」光景は、心の交流にもなります。

③ UNOやトランプ

✅ 大人も子どもも一緒に遊べる
✅ ルールが簡単
✅ 複数人で盛り上がる

UNOは特に色覚に配慮したバリアフリー版もあります。

④ ストレッチゴム or 軽いバランスボール(小型)

✅ 軽運動ができる
✅ 子どもが体を動かせる
✅ ストレス発散にもなる

座ってできる「静かな遊び」として活用。体操にも使えるので一石二鳥です。

⑤ マグネットパズル(スーツケース型)

✅ ピースが散らばらない
✅ 組み合わせ無限で飽きにくい
✅ 親子で一緒に集中できる

紙製パズルだと劣化しやすいため、磁石タイプが◎。

⑥ スケッチブック+色鉛筆(防災用ポーチに収納)

✅ 心の状態を絵で表現できる
✅ カウンセリングにも活用
✅ 記録ノートとしても転用可能

“今日は何を描いた?”という会話が、安心感につながります。

⑦ ミニ絵本セット

✅ 静かに読む時間が心を落ち着ける
✅ 親子で“絵本タイム”が作れる
✅ 小さな空間でもOK

100均で買える防災絵本や、防水加工の布絵本もおすすめ。

⑧ クイズアプリ(オフライン対応)

✅ スマホが使える環境なら活用
✅ 音声を消せば静かに楽しめる
✅ 家族やグループで知識勝負!

※バッテリー消費に注意。使用は節電意識を持って。

⑨ ジェンガ(静音タイプ)

✅ 集中力とチームワークが試される
✅ 静かに楽しめる工夫が可能
✅ 一手一手にワクワク感

布製のケースに入れて持ち運びできれば、遊びだけでなく整頓の練習にもなります。

⑩ モールやビーズでクラフト

✅ 細かい作業で気持ちを落ち着ける
✅ 女の子にも人気
✅ 完成した作品が“避難所の宝物”になる

小さな喜びが“明日への希望”に変わる瞬間が生まれます。

第3章|防災リュックに“遊び”を仕込む3つのコツ

【1】“軽くて壊れない”が基本

→ 持ち運びやすく、避難所で壊れても安全な素材を選ぶ。

【2】“静かに遊べる”ことが最優先

→ 騒音が出るおもちゃはNG。トラブルを防ぐためにも重要。

【3】“心のケア”に役立つものを意識

→ 遊びはストレス対策。色、形、触感なども考慮。

第4章|避難所で“遊び空間”をつくる実践ポイント
• 避難所でレジャーシート1枚分の“遊びスペース”を確保
• 「誰でも参加OK」と掲示を出す
• 保護者の見守りを交代制に
• 高齢者も巻き込むと自然なコミュニケーションに!

防災士や自主防災組織が「子ども広場」を作ると、全体の雰囲気も明るくなります。

第5章|“遊び”は命を守る社会の力

避難生活における「遊び」は決して贅沢ではありません。
それは、心を守り、人とつながり、“生きる力”を支える最前線の防災です。
• 子どもが笑っていると、大人もホッとする
• 遊びがあると、人が集まり、話す機会が生まれる
• その場に「安心」が生まれる

つまり、「遊び」は命と命をつなぐ橋。
私たち一人ひとりが、避難所に“あそび”を持ち込む意識を持つことで、災害時の地域力は大きく変わります。

おわりに|あなたのリュックにも“遊び”を

防災リュックに、水と食料と一緒に、
「笑顔」や「安心感」を生む遊び道具も入れてみませんか?

それは未来の自分や大切な人を救う、かけがえのない“備え”になるはずです。

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