2026-02

防災

【防災士が解説】発電機使用時の一酸化炭素中毒対策|被災地で実際に起きた危険事例

災害時、「電気が使える」という安心感の裏で、最も多く命を奪ってきた事故の一つが一酸化炭素中毒です。被災地では、「寒さをしのぐため」「雨だから仕方なく」その判断が、取り返しのつかない結果につながりました。■① 一酸化炭素中毒は“気づいた時には...
防災

【防災士が解説】ポータブル発電機で非常食を温める安全な調理法|被災地で本当に役立ったやり方

災害時、「温かいものが食べられるかどうか」は、体調だけでなく心の状態を大きく左右します。被災地では、冷たい非常食が続いたことで・体力低下・食欲不振・低体温につながったケースを何度も見てきました。■① 非常食は「温められるか」で価値が変わる被...
防災

【防災士が解説】災害時の子どものメンタルケア|不安・夜泣き・ストレスを守る具体策

地震・停電・避難所生活──子どもにとって災害は「人生で一番怖い出来事」になり得ます。泣く、怒りやすい、夜泣き、甘えが強い、急に静か、食欲が落ちる、トイレに行けない。これは“異常”ではなく、恐怖や不安に対する自然な反応です。防災は命を守るだけ...
防災

【防災士が解説】通信途絶でデマ拡散→混乱増大|現場で多かった失敗と「拡散しない判断」ルール

はじめに災害で通信が不安定になると、人は情報に飢えます。その空白を埋めるように、デマや誤情報が一気に広がります。そして現場で多かった失敗が、不安で情報を探す断片的な投稿を見て信じる良かれと思って拡散する周囲が動き、混乱が増える本当に必要な情...
防災

【元消防職員・防災士が解説】防災×クラウド型被災者支援システム|“紙の山”をなくし、支援を早く届ける仕組み

大規模災害のあと、自治体窓口に並ぶ長い列。り災証明書、支援金申請、住家被害認定。紙の申請書が積み上がり、確認・入力・照合に時間がかかる。その間、被災者は「待つ側」になります。この課題を改善するのがクラウド型被災者支援システムです。■① クラ...
防災

【元消防職員・防災士が解説】防災×Lアラート|“出しているのに届かない”を終わらせる情報インフラ

災害時に最初に混乱するのは、道路でも物資でもありません。情報です。・避難指示は出ているのか・避難所はどこが開設されたのか・河川は氾濫危険水位を超えたのかこの情報が遅れれば、命に直結します。そのために整備されたのがLアラート(正式名称:災害情...
防災

【防災士が解説】災害時のトイレ問題 最低30日使えない想定もある現実と今できる備え

災害が発生したとき、真っ先に困る生活インフラのひとつが「トイレ」です。能登半島地震の被災地でも、トイレが完全に復旧するまで数週間から数か月かかり、深刻な問題となりました。水や食料と同じように、トイレの備えは命と健康を守る防災対策です。■① ...
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【元消防職員が解説】防災×車中泊|帰宅困難時に選ぶべき高速SA・PAの最適判断基準

大地震や大規模災害時、車で移動中に被災し、高速道路上で足止めされるケースは少なくありません。被災地派遣の際も、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に避難者が集中し、混乱が生じた事例を見てきました。車中泊を前提にするなら、「どこに...
防災

【防災士が解説】日本海側で起きる地震のメカニズム|能登半島地震から考える“見えない断層”の正体

導入|日本海側の地震は「突然」ではない2024年元日に発生した令和6年能登半島地震。「日本海側は太平洋側より安全なのでは?」と感じていた方も多いかもしれません。しかし、日本海側にも“地震が起きる理由”があります。その背景には、断層の動きだけ...
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【防災士が解説】高齢者宅で多い失敗|「連絡手段を軽視して孤立」する原因と、家族が決める最小ルール

はじめに高齢者世帯の災害対応で、現場で本当に多かったのは「備蓄が足りない」よりも、連絡が取れず、孤立することでした。電話がつながらないスマホが使えないそもそも充電が切れている情報が入らない誰にも助けを求められないこの状態になると、危険が一気...