2026-03

防災

【元消防職員が解説】現場活動時間の変化とは 救急現場の負荷を読み解く最重要指標を整理

現場活動時間の変化を見る時に一番大切なのは、「何分延びたか」という数字だけを追わないことです。現場活動時間は、通報受理から帰署までの流れの中で、現場評価、処置、家族対応、搬送先選定、引き継ぎなど、救急活動の中身すべてを反映する指標です。つま...
防災

【元消防職員が解説】搬送人員の動向とは 救急需要の中身の変化を現場目線でわかりやすく整理

搬送人員の動向を見る時、大切なのは「今年は何人運んだか」で終わらせないことです。消防庁の令和7年版「救急・救助の現況」では、令和6年中の救急自動車による搬送人員は676万9,172人で、前年より12万7,752人増え、集計開始以降で最多とな...
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【元消防職員が解説】REVIVAL-リバイバル-とは 救急隊員の新たな未来像を考える意味をわかりやすく整理

REVIVAL-リバイバル-は、第34回全国救急隊員シンポジウム熊本で掲げられたメインテーマです。この言葉には、復活、復興、再興、蘇生といった意味が重ねられており、単なる大会スローガンではなく、「過去の教訓を今の救急へどう生かし、未来へどう...
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【元消防職員が解説】救急業務の実施状況とは 全国統計と現状分析を現場目線でわかりやすく整理

救急業務の実施状況を見る時、大切なのは「件数が多い」「忙しい」で終わらせないことです。救急は、出動件数、搬送人員、現場到着時間、病院収容時間、事故種別、隊数や隊員数など、いくつもの要素が重なって初めて実態が見えてきます。つまり、救急業務の実...
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【元消防職員が解説】臨床思考トレーニング(シナリオ教育)とは 現場判断力を高める実践的アプローチ

臨床思考トレーニング(シナリオ教育)は、単に知識や手技を確認する訓練ではなく、「現場でどう判断し、どう動くか」を実践的に鍛える教育手法です。救急現場では、正解が一つに決まらない状況が多く、情報不足、時間制限、家族対応、環境制約が重なります。...
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【元消防職員が解説】CPRの質向上とは 実践訓練と標準化の重要性をわかりやすく整理

CPRの質向上で一番大切なのは、「胸骨圧迫を知っている人」を増やすことではなく、「現場で質を落とさず続けられる人」を増やすことです。心停止対応では、胸骨圧迫を始めること自体も重要ですが、それ以上に、深さ、速さ、解除、中断時間、役割分担がそろ...
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【防災士が解説】映画『CASSHERN』が教える争いの連鎖と防災|壊れた後に何を残すかを考える

映画『CASSHERN』は、原作アニメのヒーロー像とは違い、力で世界を救う爽快な物語ではありません。むしろ、戦争、復讐、憎しみの連鎖の中で、人がどこまで壊れ、何を失っていくのかを重く描いた作品です。この作品が突きつけるのは、「正しさ」を掲げ...
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【防災士が解説】給与振込先と防災資金管理|災害時に困らない銀行の使い分け

給与の振込先について、「会社指定の銀行でなければならないのか」と疑問に思う人は少なくありません。一般論として、給与は労働者本人が指定した口座へ支払うのが原則であり、企業が一方的に銀行を指定することには慎重な対応が求められます。防災の視点で見...
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【防災士が解説】暴落待ちの考え方に学ぶ“余裕ある防災”|焦って動かないための備え方

相場が少し戻ると、「昨日買っておけばよかった」「もう遅いかもしれない」と焦る人が出てきます。ですが、本当に大切なのは、目の前の上げ下げに振り回されず、自分の方針を崩さないことです。この考え方は、防災にもよく似ています。災害時も、焦って一気に...
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【元消防職員が解説】南海トラフ巨大地震訓練から学ぶ家庭防災|72時間をどう乗り切るかが命を分ける

南海トラフ巨大地震に備えた大規模訓練「令和7年度南海レスキュー」では、陸上自衛隊中部方面隊が1月19日から25日にかけて、南海トラフ巨大地震を想定した指揮所訓練と実動訓練を実施しました。訓練は「発災直後の初動対処」「孤立地域における対応」「...