大雪は、地震や台風と違って「ゆっくり来る災害」のように見えますが、
実際には 突然の道路封鎖・車の立ち往生・停電・物流ストップ など、生活を一気に止める危険な災害です。
特に冬は、
● 暖房が使えない
● 水道管凍結
● 食料不足
● 車内での孤立
が起きやすく、備蓄が命を守ります。
今回は、大雪に特化したローリングストック法を防災士として解説します。
■① 大雪に備える最大のポイントは“長期化”
大雪は「3日で物流が完全停止」するケースが全国で何度も発生しています。
・道路が除雪されない
・トラックが動けない
・店舗に商品が届かない
・配送停止
そのため、最低でも
3〜7日分の食品・水・暖房代替品
が必要になります。
■② 大雪に適したローリングストック食品
冬の災害では、“温めずに食べられるもの”が特に重要です。
● レトルト食品(湯煎不要)
● カップ麺(停電があるため即席も1〜2日分)
● パックご飯
● 缶詰(肉・魚・スープ・パン缶)
● 温めず食べられるスープ
● 栄養補助食品(カロリーメイトなど)
● 乾麺(そば・うどん)
● チョコ・ようかんなど高カロリー食品
停電時はIHも電子レンジも使えないため、
火を使わないで食べられる食品を中心に揃えるのがコツです。
■③ 水は“寒冷地量”が必要
冬は脱水に気づきにくく、暖房停止で体が乾燥します。
必要な水量:
1人1日3L × 3〜7日
特に大雪時は給水車が来られない地域もあるため、
実際は“多め”が安全。
ペットボトルは凍結防止のため
● 室内保管
● 箱から出してバラ置き
が推奨です。
■④ 暖房停止を想定した“備熱ローリングストック”
大雪で停電すると暖房が止まり、低体温症の危険が高まります。
普段から使いながら備えるもの
● カイロ
● 湯たんぽ(電気式・お湯タイプどちらもOK)
● 毛布・寝袋
● 防寒アルミシート
● 電池式暖房器具
● カセットガス(ストーブ用)
特にカイロと湯たんぽは
ローリング(使いながら買い足す) が簡単でおすすめ。
■⑤ 大雪で起こりやすい“買い物難民化”対策
買い物に行けない理由
● 道路封鎖
● 車が出せない
● 転倒リスク
● 店舗閉鎖
そのため家にあるもので
1週間生活できるセット が必要。
必須ストック
● トイレットペーパー
● ウェットティッシュ
● 使い捨て食器
● 簡易トイレ
● ラップ・アルミホイル
● 乾電池
● モバイルバッテリー
これらもローリングストック可能です。
■⑥ 車内で孤立した時のための“車用ローリング”
大雪は車内での立ち往生が最も危険。
車用ストック
● 水(500ml × 数本)
● カロリー食(ようかん・チョコなど)
● 携帯トイレ
● ブランケット
● カイロ
● 携帯充電ケーブル
● 小型スコップ
● スノーブラシ
コンビニに行けない状況が起きるため、車にも最低限の備蓄が必須。
■⑦ 使いながら備える“冬型ローリングストックの手順”
① 冬に消費しやすい食品・日用品を家に多めに置く
② 古いものから順に使う
③ 使ったら同じ数量だけ買い足す
④ 1ヶ月で在庫チェック
⑤ 冬の間だけ“量を多め”に設定
これだけで倉庫が不要になり、自然と備えが続きます。
■⑧ 大雪時に役立つ“家族別ローリング”
● 子ども:ゼリー飲料・好きなレトルト・お菓子
● 高齢者:噛まなくてよい食品・とろみ付き飲料
● 妊婦:カフェインレス飲料・常温保存食品
● ペット:餌・シーツ・水
大雪では外に出られず、家族ごとの必要物資が不足しやすいのが特徴です。
■まとめ|大雪は“孤立災害”。ローリングストックが命を守る
大雪は数日〜1週間、家から出られないことも珍しくありません。
だからこそ、ローリングストック法が最も効果を発揮します。
結論:
大雪×ローリングストック法は「孤立・停電・寒さ」に耐える、冬の最も現実的な備蓄術である。
防災士として、今日できる行動はこれです👇
● 水を箱で買う
● レトルト・缶詰を3つずつ買う
● カイロ・湯たんぽを追加する
● 車にも非常セットを作る
これだけで、大雪災害に強い家庭になります。

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