避難所での生活が数日〜1週間を超えると、
「自分のスマホの電源」だけでなく、
周囲の人の電源不足も深刻化します。
そのとき、
スマホの充電を“他人にも分けられる人”は
避難所で圧倒的に頼られる存在になります。
今回はその③として、
避難所でトラブルなく電源をシェアする方法と、危険を避ける運用術をまとめます。
■① 避難所では“電源難民”が大量に発生する
長期停電ではこんな状況が起きます。
● 高齢者のスマホが充電できない
● 子どもの連絡手段が失われる
● 連絡が取れず家族が不安
● 災害情報を受信できない
● モバイルバッテリーを持たない家庭が多い
だからこそ、
“電源をシェアできる人”は避難所の価値が上がるのです。
■② シェアに最適なのは「3ポート以上のバッテリー」
1台を複数人で使えるバッテリーは神装備です。
● USB-C × 1
● USB-A × 2
● 20,000〜30,000mAh
● 同時充電OK
これだけで、
スマホ2台+ライト1台など複数端末を救えます。
避難所では
「コンセントが限られている」「延長タップ禁止」
という制約があるため、
1台で複数ポートを持つバッテリーが圧倒的に有利。
■③ 電源をシェアするときの“トラブル回避ポイント”
優しさでシェアした結果、
トラブルになるケースも実際にあります。
以下は避難所で起こる典型例:
● ずっと占領されて返ってこない
● 壊れたときの責任問題
● ケーブル紛失
● 充電中の放置で危険
● 「もっと使わせて」と要求が続く
これを避けるためには
最初にルールを決めることが大事。
■④ 最強のシェア方法|“10〜20分の交代制”
「満充電にさせてあげたい」
これは優しさですが、避難所では非現実的です。
● 10〜20分の短時間充電
● 低電力モードで効率UP
● バッテリー残量10〜30%だけ回復しても十分
短時間で多くの人を助けるほうが、
避難所全体がうまく回ります。
「20分交代でどうぞ」
これを言うだけでトラブルは激減します。
■⑤ ケーブルは“共通規格”を揃えておく
避難所ではケーブルの有無が命。それほど重要です。
備えるべきは3種類:
● USB-C
● Lightning(iPhone)
● microUSB(古い端末・ライト・ラジオなど)
これだけで、
避難所の人の8割以上をカバーできます。
特にUSB-Cは
Android・iPhone・モバイルバッテリー…
ほぼ全ジャンルに対応。
■⑥ バッテリーは“名前を書く”のが避難所の常識
避難所ではモノの管理が非常に難しくなります。
● 似たような黒いバッテリーが多い
● 取り違え・紛失が起こりやすい
● 誰のものか分からなくなる
そのため、
✔ マスキングテープ+油性ペンで名前
✔ ケースに入れて保管
✔ 充電中は目の届くところに置く
これだけで紛失リスクは激減します。
■⑦ 火災・発熱トラブルのリスク対策
避難所では火気厳禁。
そのため、モバイルバッテリーの扱いはとても慎重にする必要があります。
特に危険なのは:
● 布団の中で充電
● 発熱しているのに放置
● 劣化したバッテリーの使用
● 100円ショップの粗悪品
安全対策は以下のとおり👇
✔ 充電は固い床の上で
✔ 発熱したら必ず停止
✔ 端子のホコリをチェック
✔ 水濡れに注意(結露含む)
✔ なるべく有名メーカー品を使う
避難所では火災が起きると全員が危険です。
安全管理は非常に重要です。
■⑧ 防災士が推奨する“避難所での電源マナー”
電源は命を支えるものなので、
マナーが守られると避難所の雰囲気が大きく良くなります。
避難所で推奨される電源マナーはこれ👇
● 充電は短時間で譲り合う
● ケーブルは整理して使う
● バッテリーを貸す相手は限定する
● 名前を書いてトラブル回避
● 子どもだけに機器を扱わせない
● 夜間の充電は可能な限り避ける
“電源トラブル”は避難所のストレスの上位です。
正しいマナーが大切になります。
■まとめ|避難所で最強なのは「自分の電源を守りつつ、周囲も救う人」
避難所での電源シェアは、
単なる親切ではなく “命を支える支援行動” です。
そして最強なのは、
✔ 20,000mAh × 複数台
✔ 3ポートで複数人に充電できる
✔ ケーブル3種類を常備
✔ 名前+管理でトラブル回避
✔ 10〜20分の短時間シェア
これができる人は、
避難所で“頼られる存在”になります。
結論:
「自分を守りながら、周りも助けられる電源戦略」が避難所の最強形。
防災士としても、この考え方が最も現実的で安全です。

コメント