冬は「寒さ対策」と「光熱費の高騰」が同時に押し寄せる季節。
しかし、防災士として強調したいのは “節約=防災” だということです。
暖房費を正しく削減できれば、
・家計の負担が減る
・停電や断水の備えが強化できる
・暖を確保できる“生存率”が上がる
まさに 家計と命の両方を守る行動 になります。
■① 暖房費が高騰する理由は「外気温」より「家の性能」
冬は外気温よりも 住宅の断熱性能の低さ が光熱費を押し上げます。
・築20年以上の家は熱が逃げやすい
・窓から50%以上の熱が流出
・古いエアコンは電気代が1.5〜2倍
暖房費の高騰は“家庭の防災弱点”でもあります。
■② 暖房費を下げる最強の一手は「窓対策」
冬の省エネで最も効果が高いのが窓。
おすすめは…
・断熱カーテン
・プチプチ(緩衝材)の簡易断熱
・すき間テープで冷気を遮断
・電気毛布と併用で暖房時間短縮
これだけで 暖房費が20〜30%下がる と言われています。
■③ 冬の“節電=防災”である理由
災害時の停電を想定すると、
少ない電力でも暖を確保できる家が最強 です。
・節電でバッテリーやポータブル電源の消耗を軽減
・電気毛布なら1時間1〜3円
・小型ヒーターは停電時に使えないことも
普段の節電が、非常時の生存率に直結します。
■④ 最もコスパが良い暖房は「エアコン」
真冬はエアコンが最も効率的。
理由は…
・消費電力あたりの暖房効率が高い
・灯油より安全性が高い
・暖房性能が年々向上
“石油ストーブのほうが安い”と思いがちですが、
換気やCO中毒リスクを考えると冬の防災視点ではエアコンが優位。
■⑤ 暖房費を3割削減する黄金ルール
1)エアコンは自動運転
2)フィルター掃除は2週間に1回
3)窓際に断熱
4)扇風機で空気を循環
5)電気毛布・湯たんぽを併用
これらを実践するだけで 体感3〜5℃アップ、
暖房費も安定して削減できます。
■⑥ 冬の光熱費を節約して“防災備蓄費”に回す
冬の節約分をそのまま備蓄へ。
・カセットガス
・非常食
・電池
・携帯トイレ
・ポータブル電源
暖房費から月3,000円節約できれば、
年間36,000円=十分な備蓄を確保できる額に。
■⑦ 一人暮らし・高齢者ほど暖房リスクが高い
高齢者宅では…
・暖房を節約しすぎて低体温症
・トイレでヒートショック
・停電で暖房不可
「もったいない」節約は命に関わる場合も。
防災士として、正しい節約を推奨します。
■⑧ 冬こそ“お金をかけない防災”のチャンス
暖房費の見直しは身近な第一歩。
・窓の断熱:数百円〜
・すき間テープ:500円
・電気毛布:3,000円前後
これらは全て、災害時にも役立つ“投資価値の高い防災用品”。
■まとめ|冬の節約は“家計と命を守る防災”である
冬の高い暖房費は仕方ない…と諦める必要はありません。
正しく対策すれば、節約と防災を同時に強化できます。
結論:
冬の暖房費を見直すことは、家計の安定と災害への備えを同時に高める最強の防災行動です。
防災士として、
“節約=命の防災”の視点をあなたの冬に取り入れてほしいと思います。

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