災害現場ではもちろん、日常の小さなケガが大きなトラブルにつながることがあります。
特に子どもは、転ぶ・擦りむく・指を切るなどの“日常のケガ”が多く、災害時は衛生環境が悪化するため感染リスクが跳ね上がります。
消防職員・被災地派遣の現場で見てきたのは、
「小さなケガの処置が遅れただけで症状が悪化する」
という現実でした。
ランドセルに入る小型救急セットは、子どもの命と健康を守る心強い防災アイテムです。
■① 小さなケガでも“災害時は重症化しやすい”
避難所や学校の体育館に集まると、衛生環境が急激に悪化します。
傷口から菌が入り、腫れたり熱を持ったりするケースが繰り返されてきました。
・擦り傷
・切り傷
・靴擦れ
・ささくれ
これらも適切な処置がなければ感染の原因になります。
■② ランドセルに入るサイズが最適
大きな救急箱は持ち歩けませんが、
✔ 絆創膏
✔ 消毒綿
✔ 小型ガーゼ
✔ テープ
といった最低限のセットなら、ランドセルのポケットに入ります。
「学校・通学中・災害時」の3つをカバーできるのが最大の強みです。
■③ 絆創膏は防災で最も使われる消耗品
現場で最も必要とされたのは、絆創膏でした。
子どもの“ちょっとしたケガ”は予想以上に多く、備えていない家庭ほど不便な思いをします。
枚数は多め、サイズは複数種類が理想です。
■④ 消毒ができるだけで感染リスクが大幅減
避難所では水が不足し、洗い流すことすら困難です。
そのため、
✔ 消毒綿
✔ アルコールシート
があるだけで、感染リスクを劇的に下げられます。
子ども自身が使える“使い切りタイプ”が最適です。
■⑤ テーピング・固定用テープも役立つ
・指先の裂傷
・靴擦れ
・指のさかむけ
・爪の割れ
こうした応急処置に、軽く貼れるテープは非常に便利です。
本格的なテーピングではなく、子どもが扱える“簡易タイプ”で十分役立ちます。
■⑥ レジャー時・下校時のケガにも対応
防災だけではなく、
✔ 公園遊び
✔ 下校中の転倒
✔ 運動会・体育
✔ 放課後の遊び
こうした日常トラブルにも即対応できます。
「防災 × 日常の安心」を同時に満たす備えです。
■⑦ 避難所で医療スタッフが来るまでの“橋渡し”
災害時、医療や救護の体制が整うまで時間がかかります。
スタッフも数が限られているため、軽症の処置を家庭でできることは非常に重要です。
小さなキットでも、正しく使えば“自分の身は自分で守れる”状態をつくれます。
■⑧ 被災地派遣で感じた“応急処置の重要性”
熊本地震・九州北部豪雨・能登半島地震で目の当たりにしたのは、
「小さなケガが長引くことで行動に支障が出る」という現実でした。
特に子どもは不安が大きくなりやすく、ケガは心の負担にもなります。
小型の救急セットは、心のケアにもつながる備えです。
■まとめ|子どもの身体と心を守る“応急処置の第一歩”
小型救急セットは、
「日常のケガ × 災害時の衛生悪化」を同時にカバーする、最も実用性の高い防災アイテムのひとつです。
- ランドセルに入るサイズで十分役立つ
- 絆創膏・消毒・ガーゼの最低限セットが有効
- 感染症・不安の軽減につながる
- 避難所での応急処置に必須
- 被災地でも最も必要とされたアイテムのひとつ
結論:
小さめの救急セットは、日常と災害の両面で子どもを守る“必携の応急処置アイテム”。現場経験からも必ず持たせたい備えです。

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