巨大地震は、必ずまた私たちの生活を襲います。
そして被災地で活動してきた経験から痛感するのは、
「持っていた家庭」と「持っていなかった家庭」の差が、 その後の安全・健康・生活再建に圧倒的な差を生む という現実です。
特に冬の深夜に発生する地震は最悪の条件です。
今回は、そんな状況でも“生き抜くための防災グッズ”をまとめます。
■① 命を守る“最優先”の防災グッズ
巨大地震直後に命を守るための最低ラインです。
- 懐中電灯(手元+頭につけるタイプ)
- 靴(枕元に常備)
- ホイッスル(閉じ込め対策)
- モバイルバッテリー
- 携帯ラジオ
被災地ではガラスの破片が散乱し、
靴がないと 玄関までたどり着けない という方が本当に多いです。
■② 1週間生きるための“生活支援グッズ”
物流が途絶えた時、家庭が生き延びるための物資です。
- 水(1人3L × 7日分)
- アルファ米・レトルト食品
- カセットコンロ+ボンベ
- 簡易トイレ(30〜50回分)
- タオル・ウエットティッシュ
特に簡易トイレは 必須。
能登でも「食料より先にトイレが限界になる」家庭が多くありました。
■③ 冬の巨大地震に必須の“防寒グッズ”
冬は地震より寒さで命を落とすリスクが高いです。
- ダウン
- 毛布・寝袋
- アルミシート
- カイロ(多めに)
- 上履き(体育館の床の冷気を防ぐ)
冬の体育館は氷の上にいるような冷たさです。
被災地で感じた一番の敵は「寒さによる体力消耗」でした。
■④ 衛生・感染症対策のグッズ
避難所は密集しがちで、冬は特に感染リスクが高まります。
- マスク
- 消毒用アルコール
- ペーパータオル
- 使い捨て手袋
- 生理用品・赤ちゃん用品
感染症が広がると避難所生活が一気に苦しくなります。
体調を守ることは命を守ることに直結します。
■⑤ 家族の“安心”を守るためのグッズ
特に子ども・高齢者に重要なアイテムです。
- お薬手帳・常備薬
- 子どものお気に入りの毛布・おもちゃ
- 高齢者用の履きやすい靴
- メガネ・補聴器の予備
避難所で不安が大きくなるのは、
“いつも使っているものが無い”状態です。
■⑥ 停電が長期化した時の対策グッズ
冬の長期停電は本当に危険です。
- LEDランタン
- 小型ストーブ(安全性の高いもの)
- ポータブル電源
- 手回し充電ライト
- 電気毛布(ポータブル電源と相性◎)
能登では停電が続き、
暖房が無い夜をどう過ごすか が最大の課題でした。
■⑦ 車中泊避難のためのグッズ
車中泊は冬の地震で選ばれやすい避難方法です。
- 車用サンシェード
- クッション・マット
- 断熱シート
- 水分補給用ストック
- 足を伸ばせるレイアウト用品
さらにエコノミー症候群対策として、
定期的に足の運動をすること が必須です。
■⑧ “家の外で生き抜く”携帯持ち出しセット
玄関に “リュックひとつ” を必ず置いておきましょう。
- 2日分の水と食料
- モバイルバッテリー
- 常備薬・医療セット
- タオル・マスク
- 防寒具・レインウェア
避難は「準備の差」がそのまま体力とメンタルに響きます。
■まとめ|巨大地震の備えは“道具が命を守る”
被災地で見てきた多くの現場で、
防災グッズがある家庭は 翌日から動ける のに対し、
無かった家庭は 支援に頼るしかなくなる という現実がありました。
結論:
必要な防災グッズをそろえることは、あなたと家族の命を守る“最初の一歩”。 特に冬は、寒さ対策が生死を分ける。
防災士として、現場で見た経験をもとに断言します。
今日ひとつでもそろえれば、未来の安全が大きく変わります。

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