【防災士が解説】防災 × 三が日|“気が緩む3日間”にこそ備えておきたい災害リスクと対策

三が日は家族団らんの時間ですが、同時に“防災意識が最も下がる期間”でもあります。
実はこの3日間は火災・急病・交通トラブルが増える傾向にあり、冬災害とも重なるため注意が必要です。
ゆっくり過ごす三が日だからこそ、静かにできる防災を整えてみましょう。


■① 三が日は火災件数が増える

暖房・調理・餅焼きなど、火気の使用が増える時期。
特に「油の火災」「ストーブ周りの可燃物着火」が多く、
帰省先でも起こりやすい傾向があります。


■② 救急要請が増える時期でもある

餅による窒息、急な体調悪化、飲酒に伴う事故が集中。
高齢者がいる家庭は特に注意し、
餅は小さめに切る・よく噛むなどの工夫を。


■③ 家族全員が揃うので“避難行動の確認”に最適

いざという時の集合場所・避難経路を
三が日に共有しておくと、
年間の安心感が大きく上がります。


■④ 帰省先の災害リスクを把握するチャンス

地震・津波・豪雪・停電しやすい地域かどうかを
家族で確認しておくと、
年末年始の移動時も安心感が違います。


■⑤ 三が日は“停電時の暖房対策”が弱点になりやすい

寒波の影響で停電が起こると、
石油ストーブがない家庭は一気に危険な冷えへ。
毛布・カイロ・湯たんぽを1セットだけでも確保を。


■⑥ 休業の影響で“補給が止まる”可能性がある

スーパー・ガソリンスタンドが閉まる地域もあり、
災害時に必要物資が手に入らないケースも。
三が日前に備蓄を1.5倍にしておくのが理想。


■⑦ 帰省時の“道路渋滞と積雪”に注意

三が日は交通量が多く、雪道と渋滞が重なると
車中閉じ込め(立ち往生)のリスクが上昇。
毛布・水・携帯トイレは車に常備を。


■⑧ おせちの残りは非常食として優秀

そのまま食べられ、日持ちしやすい料理が多い。
三が日のおせちを“短期非常食”と捉えると、
災害時にも役立つ実践的な備えに変わります。


■まとめ|三が日は“気が緩む時期こそ防災を整える”

家族が揃うからこそ、話し合える時間がある。
店が閉まりやすいからこそ、備蓄の大切さが実感できる。
ゆっくり過ごす三が日にこそ、一年で最も静かに防災力を高められます。

結論:
三が日は“家族の命を守るための話し合いと備え”に最適な3日間。防災士として、年始こそ防災を強化する絶好のタイミングだと強く感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました