防災の相談で、
必ず出てくる言葉があります。
「どこまでお金をかければいいですか?」
現場で断言できるのは、
お金の不安があると、防災は続かないということです。
■① 防災に「正解の金額」はない
防災は、
高額な装備競争ではありません。
・家庭環境
・住んでいる地域
・家族構成
条件が違えば、
必要な備えも変わります。
■② お金をかけすぎる防災の落とし穴
よくある失敗です。
・使わない防災グッズが増える
・保管場所に困る
・「もう十分」と見直さなくなる
高い=安全ではありません。
■③ まず守るべきは「生活を止めない力」
防災で最初に考えるべきは、
生き延びることの次です。
・数日生活できるか
・仕事や学校に戻れるか
・無理なく続けられるか
ここが弱いと、
復旧が遅れます。
■④ 最低限そろえるべき備えの考え方
一気にそろえなくて大丈夫です。
・水
・食べ物
・トイレ
・情報手段
生活必需品の延長で考えると、
無駄が減ります。
■⑤ 保険に対する誤解
「保険に入っているから安心」
これは半分正解で、半分危険です。
・すぐにお金は出ない
・全額補償ではない
・申請が必要
保険は、
最後の支えと考えてください。
■⑥ 貯金と防災のバランス
防災のために、
生活を苦しくする必要はありません。
・毎月少しずつ
・買い替えのタイミングで
・日用品を多めに
続く形が、最強です。
■⑦ 「備えられない人」を責めない
防災は、
経済力のテストではありません。
・知恵で補う
・地域で支え合う
・情報を共有する
これも立派な防災です。
■⑧ 今日からできる一歩
まずは、これだけで十分です。
・家にある物を書き出す
・足りない物を一つ決める
・次の買い物で補う
それだけで、
防災は前に進みます。
■まとめ|防災は生活の延長にある
防災は、
特別な出費ではありません。
結論:
防災は、無理なく続く形が一番強い。
元消防職員・防災士として多くの被災地を見てきました。
本当に役立っていたのは、
「普段使っている物を、少し多めに持っていた家庭」でした。
備えは、背伸びしなくていい。
続けられることが、命を守ります。

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