【防災士が解説】防災で最後に効くのは「基礎体力」|知識があっても動けなければ意味がない

防災というと、
知識や装備に目が向きがちです。

しかし現場では、
体が動いた人だけが助かった
という現実を何度も見てきました。

防災の土台は、
体力です。


■① 体力は「最後まで残る装備」

装備は壊れます。
情報は途切れます。

それでも残るのが、
自分の体です。

・歩ける
・立ち続けられる
・持ち上げられる

体力は、
最も原始的で確実な防災資源です。


■② 体力不足が招いた現実

現場で多かったケースです。

・避難途中で動けなくなる
・疲労で判断力が落ちる
・周囲に頼れなくなる

動けない=選択肢がなくなる
ということです。


■③ 助かった人は特別に鍛えていたのか

答えは「いいえ」です。

・日常的に歩いていた
・階段を避けていなかった
・体を動かす習慣があった

特別なトレーニングではなく、
生活の積み重ねでした。


■④ 防災体力で重要な要素

筋肉量だけではありません。

・持久力
・バランス
・回復力

「速さ」より
「続けられる力」が重要です。


■⑤ 高齢者・子どもは体力差が前提

理想論は通用しません。

・歩行速度が違う
・疲れるまでの時間が短い
・抱える負荷が大きい

体力差を前提にした防災計画が必要です。


■⑥ 防災体力は日常で作れる

難しいことは不要です。

・一駅分歩く
・エレベーターを使わない
・荷物を分散して持つ

これだけで、
防災体力は確実に上がります。


■⑦ 体力がある人ほど冷静だった

現場で感じた事実です。

・呼吸が乱れない
・視野が狭くならない
・判断が安定する

体力は、
心の余裕も生みます。


■⑧ 今日からできる一歩

まずは、これだけで十分です。

・一日10分多く歩く
・「楽」を一つ減らす
・続けられる範囲で動く

それだけで、
防災の基礎は完成します。


■まとめ|防災は「動ける体」が支える

防災は、
頭だけの話ではありません。

結論:
動けた人が、選べた人。

元消防職員・防災士として断言します。
現場で生き延びた人ほど、
「普段から体を動かしていた」人でした。
知識と装備の前に、
自分の体を整えること。
それが、
最後まで自分を守る防災です。

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