災害現場で、
意外に思われる事実があります。
不安が強い人ほど、間違った行動を選びやすかった。
防災は、
恐怖で動かすものではありません。
安心感があってこそ、人は正しく動けます。
■① 不安が強いと判断は歪む
極度の不安状態では、
・視野が極端に狭くなる
・情報を取捨選択できない
・衝動的な行動を取る
「とにかく動く」「何かしなきゃ」
という焦りが、危険を招きます。
■② 不安が連鎖すると集団は弱くなる
現場で多かった状況です。
・不安な声が広がる
・根拠のない噂が出る
・落ち着いた判断が消える
不安は感染する
という前提で考える必要があります。
■③ 助かった人のそばには安心感があった
生き延びた人の周囲には、
共通する雰囲気がありました。
・落ち着いた声
・ゆっくりした動き
・断定しすぎない言葉
安心感が、
周囲の判断力を守っていました。
■④ 安心感は「何もしない」ことではない
誤解されがちですが、
安心感とは放置ではありません。
・状況を説明する
・次の行動を示す
・選択肢を整理する
分かることが増えるほど、不安は減ります。
■⑤ 防災で使うべき言葉・避けるべき言葉
現場で差が出ました。
避けたい言葉
・「大変だ」
・「もうダメだ」
・「分からない」
使うべき言葉
・「今はここが安全」
・「次はこれをする」
・「一緒に確認しよう」
言葉一つで、
行動は変わります。
■⑥ 家族・地域で安心感を作る役割
誰か一人で十分です。
・落ち着いて話す人
・全体を見渡す人
・判断を言葉にする人
安心感を出せる人
が、集団を支えます。
■⑦ 安心感は平時の関係から生まれる
災害時に突然は生まれません。
・普段から話しやすい
・意見を聞いてもらえる
・信頼がある
平時の空気が、
非常時にそのまま出ます。
■⑧ 今日からできる一歩
まずは、これだけで十分です。
・落ち着いた声で話す意識を持つ
・「次に何をするか」を言葉にする
・不安をあおる言葉を使わない
それだけで、
防災力は確実に上がります。
■まとめ|防災は「不安を減らした人」が強い
防災は、
恐怖で人を動かすものではありません。
結論:
安心感を作れた人が、人と命を守る。
元消防職員・防災士として断言します。
現場で本当に強かった人は、
一番詳しい人ではなく、
「落ち着かせられる人」でした。
あなたの態度と言葉が、
誰かの判断を救います。
それも、立派な防災です。

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