春は田植えや畑作業など農作業が本格化する季節です。一方で、作業中の事故やケガが増えやすい時期でもあります。防災士の視点から、春の農作業中に起こりやすい事故と、その防止策を解説します。
■① 春は農作業事故が増える季節
冬明けで体が作業に慣れていない状態のまま、長時間作業を行うことで事故が起こりやすくなります。焦りや油断が重なる点が春の特徴です。
■② 農機具の始動時トラブルに注意
久しぶりに使う農機具は、不具合が起きやすくなっています。始動前の点検を怠ると、巻き込まれや転倒など重大事故につながります。
■③ 斜面や水路周辺での転落事故
田畑の周囲には用水路や段差が多く、足元が不安定になりがちです。ぬかるみや斜面では、転倒や転落事故が発生しやすくなります。
■④ 単独作業はリスクが高い
一人での作業中に事故が起きると、発見や救助が遅れがちになります。可能な限り、作業前後の声かけや時間の共有を行うことが重要です。
■⑤ 無理な作業計画が事故を招く
春は作業量が多く、無理なスケジュールになりがちです。疲労が蓄積すると判断力が低下し、思わぬ事故につながります。
■⑥ 天候急変時は作業を中断する
春は天候が急変しやすく、強風や雨で状況が一変します。無理に作業を続けず、中断する判断が命を守ります。
■⑦ 保護具の着用を習慣にする
手袋、長靴、ヘルメットなどの保護具は、事故時の被害を大きく減らします。慣れた作業ほど装備を省略しないことが重要です。
■⑧ 家族や地域で見守る意識を持つ
高齢者の農作業では、周囲の見守りが特に重要です。作業予定を共有し、異変に気づける体制を作っておきます。
■まとめ|春の農作業は「安全第一」が最優先
春の農作業は忙しい反面、事故のリスクが高まります。少しの意識と準備が、大きな事故を防ぎます。
結論:
春の農作業では、無理をせず安全を最優先に行動することが事故防止の鍵です。
防災士として現場を見てきた経験から、事前点検と休憩を徹底していた人ほど、春の農作業を安全に乗り切れていると強く感じています。

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