【防災士が解説】防災×春×自治会防災訓練の活かし方|参加して終わらせない工夫

春は自治会や地域で防災訓練が実施されやすい季節です。しかし、参加しただけで終わってしまうと、いざという時に十分活かせません。防災士の視点から、春の防災訓練を実践的な備えにつなげるポイントを解説します。


■① 春は地域防災が動きやすい時期

年度替わりの春は、自治会役員の交代や新規住民の参加があり、防災訓練を行いやすい時期です。地域全体で顔合わせができる貴重な機会でもあります。


■② 訓練は「流れ」を理解することが目的

防災訓練は完璧に動くことよりも、災害時に何が起こり、どんな流れで行動するのかを知ることが重要です。全体像を把握する意識で参加します。


■③ 自分の役割を意識して参加する

消火、避難誘導、安否確認など、訓練には役割があります。自分がどの立場で動くのかを理解しておくことで、実災害時の行動がスムーズになります。


■④ 訓練で感じた疑問をそのままにしない

「本当にこの避難所で大丈夫か」「夜間はどうするのか」など、訓練中に感じた疑問こそが重要です。気づきを地域で共有することで防災力が高まります。


■⑤ 新しく参加した人の視点を大切にする

春は新しい住民が増える時期です。初参加の人の疑問は、地域防災の弱点を見つけるヒントになります。


■⑥ 訓練後に家庭の備えへ落とし込む

訓練で得た情報を家庭に持ち帰り、避難経路や集合場所、防災グッズの見直しにつなげます。家庭防災と地域防災はセットで考える必要があります。


■⑦ 参加できなかった人とも情報を共有する

仕事や用事で参加できない人も多くいます。回覧や声かけで情報を共有することで、地域全体の防災力が底上げされます。


■⑧ 毎年少しずつ改善する意識を持つ

防災訓練は一度で完成しません。春ごとに少しずつ改善を積み重ねることで、実効性の高い地域防災につながります。


■まとめ|春の訓練を実践的な備えに変える

自治会防災訓練は、参加して終わりではなく、日常の備えにつなげてこそ意味があります。

結論:
春の防災訓練は、気づきを家庭と地域に持ち帰ることで本当の力になります。
防災士として現場を見てきた経験から、訓練後に話し合いや見直しが行われていた地域ほど、災害時の初動が早く落ち着いていると強く感じています。

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