春は進学・就職・異動・引っ越しなど、新生活が一斉に始まる季節です。生活環境が変わるこの時期は、防災の抜けや漏れが起こりやすくなります。防災士の視点から、新生活スタート時に必ず確認したい防災チェックポイントを解説します。
■① 住まいの災害リスクを把握する
新しい住まいでは、地震・洪水・土砂災害などのリスクを知らないまま生活を始めがちです。ハザードマップを確認し、危険エリアかどうかを把握します。
■② 家具・家電の転倒対策を行う
引っ越し直後は、家具固定が後回しになりやすい時期です。背の高い家具や大型家電は、優先的に転倒防止対策を行います。
■③ 避難経路と非常口を確認する
自宅からの避難経路、集合場所、建物内の非常口は必ず確認します。昼だけでなく、夜間も想定して把握しておくことが重要です。
■④ 非常用品を最低限そろえる
水・食料・ライト・モバイルバッテリーなど、最低限の防災用品を準備します。新生活では「とりあえず最低限」から始めることが現実的です。
■⑤ 電源と通信手段を確保する
停電時にスマートフォンが使えなくなると情報が途絶えます。充電手段と防災アプリの設定を、新生活の初期段階で整えます。
■⑥ 生活リズムの変化を前提に考える
通勤・通学時間が変わることで、被災場所も変わります。自宅以外で被災する可能性を想定した備えが必要です。
■⑦ 連絡先と安否確認方法を決める
家族や身近な人と、災害時の連絡方法や集合ルールを共有します。通信障害を前提にした決め事が安心につながります。
■⑧ 新生活の忙しさに流されない
春は何かと忙しく、防災は後回しになりがちです。最初に整えておくことで、その後の生活が楽になります。
■まとめ|新生活は防災を仕切り直すチャンス
環境が変わる春は、防災をゼロから見直す最適な時期です。小さな確認の積み重ねが、大きな安心につながります。
結論:
春の防災では、新生活のスタートと同時に防災チェックを行うことが重要です。
防災士として現場を見てきた経験から、新生活直後に備えを整えていた人ほど、災害時にも迷わず行動できていると強く感じています。

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