【防災士が解説】防災 × 観光地|“観光地に詳しい人ほど災害に強い”と言われる理由とは?

旅行が好き。
観光地めぐりが趣味。

その習慣、実は“災害対応能力”をものすごく高めています。

元消防職員・防災士の視点で、
防災 × 観光地 という新ジャンルの記事をまとめました。

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■① ルート検索・地形理解のレベルが高い
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観光地に行くには下調べが必須。

・電車
・バス
・徒歩ルート
・川の位置
・高台の場所
・地形の特徴

これらを調べる癖がついている人は
災害時に“避難ルート判断が爆速”。

水害や地震後の危険エリア回避が得意です。

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■② 観光客は“人混みの危険察知”に強い
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観光地には人混みがつきもの。

・列の流れ
・圧迫感
・危ない動き
・混雑の偏り

この観察力は災害時の群衆行動で大きな武器。

押しつぶし事故や混雑避難に強いタイプです。

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■③ 旅慣れた人は“準備力”が異常に高い
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旅行に行く人は必ずやります。

・持ち物チェック
・天気確認
・服装の選択
・スマホ充電
・替えのバッテリー
・念のためのお菓子

これ全部、防災そのもの。

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■④ 観光地は“避難所の地形”に近い場所が多い
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観光地には、災害で重要な地形が揃っています。

・山間部
・海沿い
・川沿い
・古い街並み
・砂浜
・高台

旅でこうした地形を歩くことで
危険箇所の直感が鋭くなります。

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■⑤ 観光地では“迷わない能力”が鍛えられる
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観光地で迷った経験、誰しもあります。

しかし旅慣れた人は…

・現在地の把握
・地図アプリの使い方
・地形の記憶力
・目印の発見

が上手すぎる。

災害時に「自分が今どこにいるか」は命を左右します。

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■⑥ 観光地の“店の情報”が災害時の命綱になる
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観光時に覚えること。

・トイレの場所
・休憩所
・食事処
・コンビニ
・駅までの距離

これらは災害時に必ず役立ちます。

特にトイレの位置を把握している人は
断水時の行動がスムーズ。

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■⑦ 旅好きは“ストレス耐性”が高い
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旅はトラブルの連続。

・電車遅延
・急な雨
・道に迷う
・体力消耗
・予想外の出来事

これを楽しみながら乗り越える人は
災害のストレスにも強い。

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■⑧ 写真・動画の記録力が強い
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旅好きはスマホ写真が上手い。

これは災害時の記録(罹災証明など)に直結。

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■まとめ
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観光地めぐりが好きな人は、
防災力が非常に高いタイプ。

・地形理解
・ルート判断
・人混み観察
・準備力
・迷わない能力
・ストレス耐性
・店の位置記憶
・記録力

旅で得たスキルがそのまま
災害時の“生存力”に変わる。

これが 防災 × 観光地 の新しい視点です。

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