【防災士が解説】防災 × 公園散策|“公園をよく歩く人は災害に強い”と言われる理由とは?

公園を散歩する。
子どもと遊ぶ。
ジョギングする。
ただベンチで風を感じる。

この“公園習慣”、実は防災力をめちゃくちゃ上げています。

元消防職員・防災士の視点で
防災 × 公園散策 という新ジャンルの記事をまとめました。

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■① 公園散策は“地形理解力”を鍛える
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公園には地形のヒントが詰まっています。

・高低差
・水辺
・斜面
・砂地
・日陰と日向
・風の通り道

これらを毎日見ることで、
災害時の危険箇所が直感的にわかるようになります。

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■② “広い場所”に慣れている=避難が速い
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避難で重要なのは「広い場所」へ行くこと。

公園散策を日常にしている人は…

・広場が安心
・人が多くても冷静
・視界が広い場所が好き

という習性があるため、
災害時に安全な場所へ向かう行動がとても早い。

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■③ 公園は“風・音・空”で危険を察知できる場所
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自然の変化に気づきやすいのも公園習慣の強み。

・風の強さ
・雲の動き
・鳥の鳴き声
・気温の上下

天候悪化の兆候に敏感な人は
災害警戒も早くなります。

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■④ 公園散策は“体力づくり”と“避難訓練”を兼ねている
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公園を歩くと自然と鍛えられます。

・脚力
・持久力
・バランス
・段差の対応力

これはすべて
“徒歩避難で必要な体力”。

日常の散策が災害時の強さにつながります。

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■⑤ 公園は“避難拠点としての視点”が身につく
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公園は防災拠点に指定されていることが多い場所。

散策中に自然と覚えます。

・公衆トイレの位置
・広い避難スペース
・水飲み場
・東屋(雨よけ)
・照明の場所

これらは災害時に非常に役立つ情報。

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■⑥ 子どもと遊ぶ親は“危険察知能力”が高い
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公園にいる保護者は常に注意しています。

・飛び出し
・落下
・自転車
・周囲の人

この“危険を先に察知する癖”は
災害時のリスク回避に強烈に役立ちます。

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■⑦ 公園は“心を落ち着かせる装置”
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避難生活で最も重要なのがメンタルケア。

公園は…

・自然
・風
・木々
・空
・光

があり、ストレス解消効果が大きい。

心の余力がある人ほど、災害時に強い。

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■まとめ
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公園散策は、災害対策に直結する最強習慣。

・地形理解
・避難行動の速さ
・自然観察力
・徒歩避難の体力
・避難拠点の知識
・危険察知
・ストレス管理

“散歩がそのまま防災”になる。

これが 防災 × 公園散策 の新しい視点です。

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