【防災士が解説】防災 × カメラ|“カメラ好きは災害にめっぽう強い”と言われる理由とは?

写真撮影が好き。
一眼レフやミラーレスを持ち歩く。
構図・光・レンズを研究する。

そのスキル、元消防職員・防災士の視点では
“災害時の最強スキル”のひとつです。

ここでは、防災 × カメラ の新ジャンル記事をまとめました。

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■① カメラ好きは“観察力が異常に高い”
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写真を撮るために必要なのは徹底した観察。

・光の位置
・影
・遠近感
・被写体との距離
・背景の乱れ
・色の変化

この観察力は、災害時の危険察知に直結します。

・地割れ
・水位の上昇
・家の傾き
・建物の破損
・ガス漏れの兆候

カメラ勢は“微細な違い”を瞬時に見抜ける。

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■② カメラ好きは“暗所に強い”
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夜景・星空・薄暗い室内など
暗所での撮影に慣れているため…

・暗闇での動き方
・ライトの使い方
・光の反射処理
・影の位置の把握

がとても上手い。

停電時の移動・避難で圧倒的に有利。

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■③ 写真撮影は“位置情報の理解力”を鍛える
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撮影ポイントを探すために…

・地図アプリ
・高台
・川沿い
・狭い路地
・俯瞰できる場所

を把握する習慣があります。

これは災害時に必要な
“安全な場所の判断”に直結。

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■④ カメラ好きは“記録能力の精度がずば抜けて高い”
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災害後の申請で最も重要なのは…

✔ 罹災証明
✔ 保険申請
✔ 復旧費用の証拠

ここで必要なのが
“壊れた場所を正確に写真で残すスキル”。

・全体
・中距離
・近距離
・細部
・角度を変えて
・比較写真

カメラ好きはこれを無意識にできます。

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■⑤ カメラ機材は“防災道具の応用力”が高い
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カメラに関連する道具は災害時に非常に役立ちます。

・ライト(動画撮影用)
・三脚(固定・棒代わり)
・ストラップ(結束)
・カメラバッグ(避難バッグ代用)
・レインカバー(防水)

防災用途としても転用できる装備が多い。

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■⑥ カメラ好きは“電源管理のプロ”
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写真を撮る人ほど…

・バッテリー管理
・予備電池
・充電のタイミング
・省電力設定

に敏感。

停電時の“電源確保スキル”は命綱になります。

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■⑦ カメラ好きは“歩く距離が長い”
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撮影スポットを求めて、
山を登り、坂を下り、街を歩く。

徒歩避難に必要な体力が自然に鍛えられる。

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■⑧ カメラは“心の安定剤”
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避難生活で最も大事なのはメンタルケア。

カメラには…

・集中できる
・気持ちが落ち着く
・達成感がある
・心が外に向く

という効果があり、
災害時のストレス緩和に最強。

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■まとめ
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カメラ好きは、防災力がめちゃくちゃ高いタイプ。

・異変に気づく観察眼
・暗闇での行動力
・地形・位置感覚
・記録能力の高さ
・機材の応用力
・電源管理力
・徒歩避難の体力
・メンタル強化

“趣味がそのまま命を守る力になる”
これが 防災 × カメラ の新しい視点です。

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