災害時、多くの人が通信の心配をします。
しかし現場で先に問題になるのは、通信ではなく電池切れです。
スマホは持っていても、
電源がなければただの板になります。
■① 災害時、スマホは想像以上に電池を消耗する
災害発生直後、スマホは次の行動で急速に消耗します。
・安否確認の連絡
・SNSやニュースの連続確認
・地図・避難情報の閲覧
・カメラやライトの使用
平常時より2〜3倍の速度で電池が減ることも珍しくありません。
■② 停電は「一晩」では終わらない
停電というと、
「数時間」「一晩で復旧」
と考えがちです。
しかし実際は、
・都市部でも数日
・地方では1週間以上
続くケースがあります。
その間、
充電できない=情報が遮断される
という状態に陥ります。
■③ デジタル防災の核心は「電池の使い方」
重要なのは、
どんなアプリを入れているかではありません。
生死を分けるのは
電池をどう使うかです。
災害時は、
・常時SNS閲覧しない
・通知を最小限にする
・画面の明るさを落とす
・不要なアプリは終了
これだけで、使用時間は大きく伸びます。
■④ モバイルバッテリーは「数」より「運用」
よくある誤解があります。
× 大容量バッテリー1台あれば安心
○ 使い切らない運用が重要
ポイントは、
・満充電で保管しているか
・ケーブルが揃っているか
・誰がいつ使うか決めているか
持っているだけでは意味がありません。
■⑤ 災害弱者ほど「電源難民」になりやすい
高齢者や障害のある方は、
・充電管理が苦手
・省電力設定を知らない
・電池残量の把握が難しい
結果として、
情報から切り離されやすい立場になります。
家族や地域で、
・充電のサポート
・共用電源の把握
・声かけ
が不可欠です。
■⑥ 今すぐできる電源防災チェック
今日、確認してください。
・スマホの省電力モードの場所
・モバイルバッテリーの残量
・充電ケーブルの本数
・家族全員の端子規格
これだけで、
災害時の生存確率は確実に上がります。
■⑦ デジタル防災は「電源→通信→情報」の順
防災の優先順位は明確です。
- 電源がある
- 通信ができる
- 情報を得られる
多くの人は③から考えます。
しかし①がなければ、すべて失われます。
■まとめ|スマホは“使わない時間”が命を延ばす
災害時のスマホは、
便利な道具であると同時に、
命を削る消耗品でもあります。
・使わない勇気
・切る判断
・残す意識
これが、
デジタル防災における
本当の備えです。
電池を守ることは、
命と判断力を守ること。
それを忘れないでください。

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