【防災士が解説】防災×花粉症|避難所で子どもの花粉症が悪化する理由と備え

災害時、避難所は命を守る場所ですが、
花粉症の子どもにとっては症状が悪化しやすい環境でもあります。

特に春先の避難所では、
花粉・ほこり・人の出入りが重なり、注意が必要です。


■① 避難所は「花粉を遮断しにくい空間」

避難所は、
・換気のため窓や出入口が開放されがち
・人の出入りが多い
・床に花粉やほこりが溜まりやすい

といった特徴があります。
その結果、屋外よりも花粉を吸い込みやすいケースもあります。


■② 床に近い子どもほど影響を受けやすい

子どもは、
・座る
・寝転ぶ
・床で遊ぶ

ことが多く、
花粉やハウスダストの影響を強く受けます。

避難所の床環境は、
子どもの花粉症悪化の大きな要因になります。


■③ マスク・ティッシュ不足が直撃する

避難所では、
・子ども用マスクが不足
・鼻水・くしゃみでティッシュ消費が激しい

といった問題が起こりやすく、
花粉症の子どもは生活が一気に苦しくなります。


■④ 周囲に理解されにくい「見えない不調」

花粉症は、
・発熱がない
・外傷がない

ため、周囲から深刻さが伝わりにくい不調です。
「我慢できるでしょ」と見られやすく、
子どもが無理をしてしまうことがあります。


■⑤ 避難所では目をこすりやすく感染リスク増

花粉症による目のかゆみで、
・手洗いが不十分なまま目を触る
・目を強くこする

結果として、
・結膜炎
・感染症

につながるリスクが高まります。


■⑥ 子どもの花粉症対策で持っておきたい物

避難所生活を想定し、以下は重要です。

・子ども用花粉症薬(処方薬・市販薬)
・子ども用マスク
・ウェットティッシュ
・目薬(小児対応)
・着替え(花粉付着対策)

これらは防災バッグの必須項目です。


■⑦ 親ができる避難所での工夫

避難所では、
・子どもの居場所をできるだけ床から離す
・衣類をこまめに払う
・就寝前に顔・手を拭く

といった小さな工夫が、症状悪化を防ぎます。


■⑧ 行政・運営側にも知ってほしい視点

避難所運営では、
・花粉症
・アレルギー

は見落とされがちです。
しかし、子どもにとっては生活の質と安全に直結します。

花粉症対策も、
避難所配慮事項の一つとして共有されるべきです。


■まとめ|避難所こそ「花粉症の備え」が必要

避難所は安全な場所である一方、
花粉症の子どもにとっては過酷な環境になることがあります。

だからこそ、
・物の備え
・親の気づき
・周囲の理解

この3つが、子どもを守ります。

避難所=万能ではない。
その前提を持つことが、真の防災です。

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