【防災士が解説】防災×ペット|「今から備えても遅い?」その不安に現場から答えます

「もう準備が遅いのではないか」「今さら始めても意味があるのか」――ペット防災の相談で、非常によく聞く言葉です。結論から言えば、防災は“遅すぎる”ことはありません。現場では、たった一つの行動が命を分けた例を何度も見てきました。


■① 防災は「完璧」より「一歩」

多くの人が防災を難しく考えすぎています。
・全部そろえないと意味がない
・訓練していないとダメ
そう思って行動できない方が圧倒的に多いのが現実です。
しかし実際は、「今日ひとつ備える」だけで十分意味があります。


■② 災害は準備完了を待ってくれない

災害は、
・平日の昼
・深夜
・買い物途中
・旅行前
など、準備が整っていないタイミングで起こります。
だからこそ「できるところから始めた家庭」が助かります。


■③ ペット防災は“直前準備”が一番危険

「落ち着いたら準備しよう」
「来年でいい」
この先延ばしが、被災時に
・キャリーがない
・フードがない
・逃げられない
という最悪の状況を生みます。
今できる行動が、最大の防災です。


■④ 今日すぐできる最低限の行動

今すぐできることは多くありません。
しかし、これだけで十分です。
・キャリーバッグを出しておく
・フードと水を3日分まとめる
・首輪に連絡先を書く
・避難所がペット対応か確認する
これだけで「遅い防災」から「動いた防災」に変わります。


■⑤ 「まだ何もしていない家庭」は多数派

被災地で実感するのは、
「何もしていなかった家庭が大半」
という事実です。
逆に言えば、今始めるだけで上位層です。
比べる相手は他人ではありません。


■⑥ 完璧を目指すと続かない

防災が続かない理由の多くは、
・理想が高すぎる
・一気にやろうとする
ことです。
ペット防災は「生活の延長」で行うもの。
無理のない形が一番強い備えです。


■⑦ 不安は「行動」でしか消えない

不安は考えても減りません。
・一つ買う
・一つ確認する
この積み重ねでしか安心は生まれません。
「遅いかも」と思った今が、最適なスタートです。


■⑧ ペットは待ってくれない存在

災害時、
「あとで迎えに行く」
「今回は置いていく」
という選択が、どれほどの後悔を生むかを現場で見てきました。
だからこそ、今の行動が未来の自分を守ります。


■まとめ|防災に「遅すぎる」はない

防災は競争ではありません。
昨日より今日、今日より明日。
一歩進めば、それは立派な備えです。

結論:
ペット防災は「今始めた人」が一番正しい。
防災士として被災地に立つたび、「もっと早くやればよかった」という声より、「始めていて助かった」という声を一つでも増やしたいと強く感じています。

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