SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」は、昼間の都市機能だけで語られがちです。しかし防災の現場では、夜間人口が集中する“夜の街”こそ、災害に最も弱いエリアであることが浮き彫りになります。
■① 夜間人口が多い街の特徴
歓楽街や繁華街は、
・来訪者が多い
・土地勘がない人が多い
・飲酒率が高い
という条件が重なります。
■② 災害発生時に起きやすい混乱
夜間の災害では、
・避難誘導が困難
・指示が伝わらない
・パニックが連鎖
しやすくなります。
■③ 実際に多かった失敗|「誰も責任者がいない」
テナントビルでは、
・管理者不在
・防災責任の所在不明
という状態が多く、初動が遅れがちです。
■④ 現場で見た“誤解されがちポイント”
「人が多い=助け合える」
実際は、
知らない者同士で連携が取れません。
■⑤ 行政側が言いにくい本音
歓楽街は、
・経済優先
・規制が難しい
・事業者の入れ替わりが激しい
ため、防災指導が浸透しにくいのが現実です。
■⑥ 夜の街こそ必要な防災対策
・多言語避難表示
・簡潔な避難導線
・夜間想定の訓練
■⑦ 店舗・事業者ができること
・非常灯の点検
・簡易避難マニュアル掲示
・従業員への最低限の防災教育
■⑧ SDGs目標11が示す本質
「住み続けられる街」とは、
24時間安全な街を意味します。
■まとめ|夜の都市を守る視点を忘れない
昼と夜で顔が変わる街ほど、
防災の視点が必要です。
結論:
夜の街を守れない都市は、本当の意味で持続可能ではない
防災士として、夜間災害で避難誘導が機能しなかった現場を経験しました。夜の都市防災は、これからの重要課題です。

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