【防災士が解説】防災×SDGs目標13|猛暑は災害である―「暑さ対策」を防災に組み込む新常識

気候変動の影響で、災害の形が変わっています。
今や「猛暑」そのものが、命を奪う災害です。
SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」は、防災の最前線でもあります。


■① 熱中症は毎年起きる「確定災害」

地震や台風は来ない年もありますが、
猛暑は必ず来ます。

・屋外作業
・在宅避難
・停電時の室内
すべてが高リスクです。


■② 災害時、暑さは被害を倍増させる

停電でエアコンが止まると、
・高齢者
・乳幼児
・持病のある人
から体調を崩します。

水や食料があっても、
暑さで命は守れません。


■③ 現場で見た誤解されがちポイント

「日陰にいれば大丈夫」
「扇風機があれば何とかなる」

実際には、
湿度が高いと体温は下がりません。
風だけでは限界があります。


■④ 行政が言いにくい本音

実は、
全避難所に十分な冷房設備はありません。

電源、燃料、設備の制約があり、
暑さ対策は家庭の自助に大きく依存しています。


■⑤ 気候変動で「災害の季節」が変わった

・春から猛暑
・秋まで台風
・冬でも豪雨

防災は「夏だけ」「梅雨だけ」では足りません。


■⑥ SDGs13は在宅避難を守る鍵

・断熱
・遮熱
・風の通り道
・電源確保

これらは気候対策であり、
同時に防災対策です。


■⑦ 実際に多かった失敗

停電時、
「我慢すれば乗り切れる」と水分摂取が遅れ、
救急搬送が相次ぎました。

暑さは我慢できる災害ではありません。


■⑧ 今日からできる具体策

・冷感グッズを防災用品に入れる
・電池式・USB扇風機を準備
・遮熱カーテンを使う
・夏でも毛布を捨てない(断熱用)


■まとめ|暑さ対策は防災の基本装備

SDGs目標13は遠い話ではありません。
今日の暑さが、すでに災害です。

結論:
「暑さに強い生活」は、命を守る防災行動

防災士として、停電下で体調を崩す方を何度も見てきました。気候変動に備えるとは、日常の暮らし方を変えることです。

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