災害時、女性は「守られる存在」と語られがちです。
しかし現場では、支える側として機能しているのが女性である場面を何度も見てきました。
SDGs目標5は、この見えない役割に光を当てます。
■① 避難所運営を回しているのは誰か
炊き出し、清掃、物資仕分け、声かけ。
自然発生的に女性が中心になるケースが非常に多い。
■② ケア労働が集中する構造
高齢者、子ども、障がい者への配慮は
制度ではなく「気づいた人」に任されがちです。
■③ 役割が固定化すると疲弊する
「いつの間にか担当」
「代わりがいない」
これが長期化すると心身の限界を迎えます。
■④ 現場で見た“誤解されがちポイント”
女性は「得意だからやっている」のではありません。
やらざるを得ない状況に置かれているだけです。
■⑤ リーダーに必要なのは肩書きではない
調整力、共感力、状況判断。
災害現場で求められる資質は、日常で培われたものです。
■⑥ 行政側が言いにくい本音
「無償の善意」に頼らないと回らないのが現実。
だからこそ制度設計が追いついていません。
■⑦ 平時からできる備え
・役割を固定しない訓練
・男女混成の運営想定
・交代制の仕組みづくり
■⑧ SDGs目標5が防災にもたらす変化
負担を可視化し、分担する。
それだけで避難所の持続性は大きく変わります。
■まとめ|支える人を支える防災へ
災害対応は根性論では続きません。
結論:
女性の無償ケアに頼らない仕組みが防災力を高める
防災士として、役割が分散された避難所ほど秩序が保たれていました。

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