SDGs目標16は
「平和と公正をすべての人に」。
一見、防災とは離れているように見えますが、
災害現場では最重要テーマです。
■① 災害時に最初に壊れるのは「信頼」
大規模災害では、
建物より先に
「人と人との信頼」が揺らぎます。
デマ、疑心暗鬼、怒りが連鎖します。
■② ルールが曖昧だと混乱が拡大する
避難所で
・列に割り込む
・物資を独占する
・声の大きい人が得をする
こうした状況は珍しくありません。
■③ 治安悪化は二次災害
盗難、暴力、トラブルは
直接命を奪わなくても
生活と心を破壊します。
これは立派な災害被害です。
■④ 公正さが人を落ち着かせる
「公平に配られる」
「説明がある」
それだけで人は冷静になります。
公正な運営は最大の鎮静剤です。
■⑤ 行政・自治体の役割
行政は
・ルールの明確化
・情報の一元化
・説明責任
を果たすことで、
混乱を最小限に抑えます。
■⑥ 住民側に求められる姿勢
・デマを拡散しない
・怒りをぶつけない
・弱い立場を想像する
これも立派な防災行動です。
■⑦ 平時の自治会・地域活動が効く
日頃から顔見知りの関係がある地域ほど、
災害時のトラブルは激減します。
人間関係は防災資源です。
■⑧ 秩序は「命を守るインフラ」
水や電気と同じく、
秩序と信頼も
生き延びるための基盤です。
■まとめ|平和は災害時にこそ試される
SDGs目標16は
「平時の理想」ではなく
「非常時の実践力」。
結論:
災害に強い地域は、人の信頼関係が強い
防災士として、
秩序が保たれた避難所ほど
回復が早いことを
現場で何度も見てきました。

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