SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」は、
実は“漁業者の防災”と深く結びついています。
現場で見えてきた、見落とされがちなリスクを整理します。
■① 漁業者は「逃げ遅れやすい」
沖に出ている時間が長く、
災害情報に触れるタイミングが遅れがちです。
■② 海上では情報が届かない
携帯電波が不安定、
防災無線も聞こえない。
これは現実的な課題です。
■③ 船を守ろうとして命を危険にさらす
「船を避難させたい」
この判断が命取りになる事例は多くあります。
■④ 港に戻る判断が遅れやすい
天候判断は経験則に頼りがちで、
急変への対応が遅れます。
■⑤ 実際に多かった失敗
・最後の一仕事で帰港が遅れた
・船を係留し直そうとして負傷
・海況を甘く見た判断
これは現場で何度も見ました。
■⑥ 漁業者=防災強者という誤解
「海に慣れているから大丈夫」
この思い込みが危険です。
■⑦ 行政側が言いにくい本音
漁業者への強制的な出漁制限は、
生活への影響が大きく踏み込みにくいのが現実です。
■⑧ 海を守るには人を守る
漁業者の命が守られてこそ、
海の豊かさは維持されます。
■まとめ|経験より撤退判断が命を守る
海のプロほど、
「引く勇気」が必要です。
結論:
漁業防災は、早めの撤退が最強の対策
防災士として、
「今日は行けた」が
「明日は命を奪う」ことを
何度も現場で見てきました。

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