停電は地震・豪雨・台風・積雪のどれでも起こります。
そして現実には、
「停電した瞬間に家が全く機能しなくなる家庭」が非常に多い。
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「停電 対策」「停電 備え」への完全回答として、
元消防職員・防災士の視点で
“停電に強い家の作り方”をまとめます。
■ 結論:停電に強い家はこの5つだけ整えればOK
① 明かり:電池式ランタン×2〜3
② 電源:モバイルバッテリー+予備電源
③ 水:最低3日分(停電=断水の可能性)
④ 料理:カセットコンロ+ガス缶
⑤ 情報:ラジオ・スマホ・自治体アプリ
この5つが“機能し続ける家”が、停電に強い家です。
■ ① 明かり:ランタンは絶対に必須(ろうそく禁止)
停電時に最も危険なのは
“暗闇で物が見えずケガすること”。
● 電池式ランタン
● LEDヘッドライト
● 懐中電灯(手持ちはサブ)
特にランタンは一家に3つが理想。
“ろうそく”は火災原因No.1なので絶対に使わない。
■ ② 電源:停電の生命線は“スマホが死なないこと”
スマホは
● 情報
● 災害マップ
● 家族連絡
● ライト
● SOS発信
すべてが命に直結します。
そのために必要なのは…
● モバイルバッテリー(2〜3台)
● 大容量(2万mAh)
● 乾電池式の簡易充電器
● 車載充電(避難時用)
※車中で長時間エンジンをつけっぱなしは危険なので注意。
■ ③ 水:停電=断水が同時に起きる想定で準備
豪雨・地震・寒波では
「停電+断水」がセットで起きることが多い。
● 飲料水 → 1人1日3L
● 生活用水 → 風呂の残り湯で代用
水があれば生活は崩壊しません。
■ ④ 料理:カセットコンロが停電時の“神アイテム”
IH・電子レンジ・電気ケトル…
すべて使えなくなるのが停電。
● カセットコンロ
● ガス缶(1人1本/3日)
これだけで温かい食事が作れます。
停電時のあたたかい食事は“心の安定”にもなる。
■ ⑤ 情報:SNSではなく“自治体の情報”が命を守る
停電時に最も危険なのが 不正確な情報。
● 災害用ラジオ
● NHK防災
● 自治体アプリ(まもるくん等)
● 防災メール
● キキクル(危険度分布)
この4〜5つの公式情報源があれば安全。
■ 停電で絶対やってはいけないNG行動
● ろうそくを使う(火災率が急増)
● スマホライトをつけっぱなし
● 冷蔵庫を何度も開ける
● 懐中電灯1つだけで生活
● SNSのデマを信じる
● 暗闇で歩き回る
すべて“二次被害”につながる危険行動です。
■ 停電に強い家は「夜でも生活が整う家」
停電に強い家に共通するのは…
● 明かりが複数ある
● スマホが死なない
● 水と食料がある
● トイレが使える
● 情報が手に入る
この状態を作れていれば、
停電が数時間でも数日でも“生活が破綻しない”。
■ まとめ(停電対策は“家を機能させる準備”)
停電で命を守るために必要なのは
「生活が止まらない仕組みづくり」。
● ランタン
● バッテリー
● 水
● カセットコンロ
● 情報源
この5つが揃うだけで、
停電は“乗り切れる災害”に変わります。
家族の安心のために、今日から整えておきましょう。

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