防災・減災に特効薬はない。
この事実を受け入れたとき、次に問われるのは
「それでも、どう続けるのか」という現実です。
続けられなければ、どんな正論も意味を持ちません。
■① 防災は「続けた人」だけが強くなる
一度学んだだけでは、災害時に体は動きません。
判断も行動も、時間とともに鈍ります。
だから防災は、続けた人だけが強くなります。
■② 続けるためには“完璧”を捨てる
毎回完璧な訓練を目指すと、必ず続かなくなります。
5分の話、1つの問い、1回の確認。
小さくていいから、やめないことが重要です。
■③ 防災教育は「思い出させる行為」
新しい知識を詰め込むよりも、
「思い出させる」ことの方が効果的です。
人は忘れる生き物だからです。
■④ 日常に溶け込ませた防災が最強
特別な防災時間を作らなくてもいい。
通学路、通勤路、買い物、天気の話題。
日常の会話の中に防災を混ぜるだけで十分です。
■⑤ 続く防災は「楽」である
苦しい防災は続きません。
怖がらせるだけの防災も続きません。
考える余地があり、会話が生まれる防災が残ります。
■⑥ 子どもに教えることは、大人の学び直し
子どもに説明しようとすると、
大人自身が理解していないことに気づきます。
防災教育は、世代をつなぐ再学習の場です。
■⑦ 成果は“起きなかった未来”にある
防災教育の成功は、
ニュースになりません。
表彰もされません。
それでも、確実に命を守っています。
■⑧ 継続こそが最大の減災策
最新設備よりも、
立派なマニュアルよりも、
続けられた防災教育の方が、はるかに強い。
■まとめ|防災の力は「積み重ね」でしか生まれない
防災は、
短距離走ではなく、
終わりのないマラソンです。
結論:
防災・減災を支えるのは、派手さではなく「続いた教育」
防災士として強く感じるのは、
被害を減らしている地域ほど、
特別なことをしていないという事実です。
ただ、やめなかった。
ただ、考え続けた。
それこそが、最も確実な防災なのです。

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