防災は、やっただけでは残りません。
記録しても、仕組みを作っても、
伝え続けなければ、必ず消えます。
次の世代に渡して初めて、防災は力になります。
■① 防災は放っておくとゼロに戻る
人は忘れます。
危機感は薄れます。
担当者が変われば、知識も経験も途切れます。
防災は“貯金”ではありません。
■② 経験は、語られなければ意味を持たない
被災経験があっても、
語られなければ教訓になりません。
「知っている人がいる」だけでは足りないのです。
■③ マニュアルでは継承できない
紙に残しただけでは、
行動は受け継がれません。
判断の理由、迷い、失敗。
そこまで含めて初めて伝わります。
■④ 継承の主役は“日常の会話”
会議や講習だけが場ではありません。
雑談、振り返り、世間話。
日常に混ざった防災こそ、長く残ります。
■⑤ 子どもに伝えると、防災は続く
子どもに説明しようとすると、
大人が本気で考え直します。
世代を越えることで、防災は更新されます。
■⑥ 成功談より「迷った話」を残す
うまくいった話より、
判断に迷った話、失敗した話。
それが次の判断を助けます。
■⑦ 継承は「押し付け」では失敗する
怖がらせる。
命令する。
正論で固める。
これでは、反発しか生まれません。
■⑧ 防災を“文化”にする
行事にする。
役割にする。
会話にする。
文化になった防災は、自然と受け継がれます。
■まとめ|防災は「渡して終わり」ではない
防災は、
作って終わりでも、
学んで終わりでもありません。
渡し続けて初めて、生き続けます。
結論:
防災は、伝え続けた分だけ強くなる
防災士として現場で感じるのは、
被害を減らしている地域ほど
「誰かが語り続けている」という事実です。
防災は、静かなリレーなのです。

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