【防災士が解説】断水が発生した直後に絶対やるべき5つの行動

断水は突然発生し、生活のすべてに大きな影響を与えます。特にトイレ・飲み水・衛生面は時間が経つほど深刻化します。ここでは、断水直後に必ずやるべき行動を5つに絞って分かりやすく解説します。

1. すぐに家中の水を“確保できるだけ”確保する

蛇口にまだ少しでも残圧があれば、浴槽・ポリタンク・ペットボトルなどにできる限り溜めておきます。復旧まで数日かかるケースも多く、初動で水量が生活を左右します。

2. トイレの使用ルールを家族で決める

断水時の最優先課題がトイレ問題。
・回数を減らす
・簡易トイレを準備
・ビニール袋で“固めて捨てる”方式へ切り替え
これだけで苦痛が大幅に軽減されます。

3. 飲み水と生活用水を完全に分けて運用する

貴重な飲み水を料理や手洗いで使ってしまわないよう、用途で分けて管理します。飲み水は最も重要なライフラインです。

4. 洗浄と衛生は“最小限で最大効果”の方法に切り替える

・アルコール
・ウェットティッシュ
・ドライシャンプー
など“水を使わない衛生方法”を優先的に使い、感染症を防ぎます。

5. 近所・自治体の給水情報を必ず確認する

断水時は給水車や臨時給水所が設置されます。SNSや自治体サイト、地域防災アプリ(まもるくん等)で最新情報をチェックし、無理なく受け取りに行けるタイミングを確認しましょう。

まとめ

断水は「備えている家庭」と「備えていない家庭」で生活レベルが大きく変わります。初動の5つの行動だけで、断水期間中のストレスと危険を大幅に減らすことができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました