大規模停電が起きたとき、もっとも重要な道具のひとつが「スマホ」です。
連絡・情報・ライト・地図など、あらゆる機能が命を守るために不可欠。
しかし、停電時のスマホ運用を間違えると、数時間でバッテリーが尽きてしまい、情報難民となる危険があります。
ここでは、停電時に“絶対やってはいけない”スマホの使い方を解説します。
■ ① 明るさMAXで使い続ける
画面の明るさはスマホの電池消費のトップ要因。
停電時の「真っ暗な室内」で明るさMAXにしてしまうと、数時間で電池が落ちます。
● 最低限の明るさ
● 自動調整OFF
この2つが鉄則です。
■ ② 動画やSNSを“流し見”する
不安なときほどSNSや動画を見続けてしまいますが、これは最悪の使い方。
● 動画再生
● アプリ更新
● スクロール
● 画像読み込み
これらは大量の電池を消費します。
情報は【必要な時に必要な分だけ】確認するのが鉄則です。
■ ③ 位置情報(GPS)をずっとONのまま
GPSは電池消費が大きい機能のひとつ。
地図アプリを使い続けると、バッテリーが一気に減ります。
● 必要なときだけON
● オフライン地図を活用
この2つで電池寿命は大きく延びます。
■ ④ ライト(懐中電灯)を長時間使い続ける
スマホライトは便利ですが、
“ランタンの代わり”に使うことで電池を大量消費します。
停電時は、
● LEDランタン
● 懐中電灯
● ヘッドライト
スマホ以外の照明が必須です。
■ ⑤ 充電できないのにアプリを大量起動する
バックグラウンドのアプリが動き続けると、電池がどんどん減ります。
● 使っていないアプリを全て終了
● 機内モードの活用
● 省電力モードON
これだけで“数時間→十数時間”に延命できます。
■ まとめ
停電時のスマホは「命を守る通信手段」。
正しく運用すれば、バッテリーは驚くほど長く持ちます。
● 画面は暗く
● 動画・SNSは最小限
● GPSは必要時だけ
● ライトは代替を使う
● アプリは最低限に整理
たったこれだけで、情報確保と家族との連絡手段を確実に守ることができます。

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