冬休みは、
旅行や観光だけでなく実家への帰省が増える時期です。
しかし防災の現場では、
「帰省先で被災した」というケースが少なくありません。
理由はシンプルです。
人は“慣れた場所”ほど油断するからです。
■① 実家は「安全」という思い込み
実家に帰ると多くの人がこう感じます。
・土地勘がある
・家族がいる
・昔から住んでいる
しかし、建物は古く、
防災対策が更新されていない家も多いのが現実です。
■② 古い住宅ほど地震に弱い
帰省先の実家は、
・耐震補強がされていない
・家具固定がされていない
・ガラス飛散対策がない
というケースが非常に多く、
現役世代の自宅より危険なこともあります。
■③ 冬の帰省で怖いのは「夜の地震」
冬休みは夜に家族が集まり、
深夜に就寝している時間帯が長くなります。
・暖房器具の転倒
・停電
・素足での避難
これらが重なると、
ケガや低体温症のリスクが一気に高まります。
■④ 帰省したら必ず確認する3点
実家に着いたら、
最低限この3つを確認してください。
・非常口・玄関の動線
・懐中電灯の有無
・ブレーカーの位置
「知っている家」でも、
防災視点で見ると別物です。
■⑤ 親世代は“避難しない前提”が多い
高齢の親世代ほど、
「ここは大丈夫」
「今まで何もなかった」
という意識が強い傾向があります。
説得ではなく、
一緒に確認することが大切です。
■⑥ 帰省は防災を伝える最大のチャンス
帰省は、
防災の話を自然にできる貴重な機会です。
・家具を一緒に固定する
・非常持ち出し袋を確認する
・避難場所を再確認する
「正月だからこそ」できる防災があります。
■⑦ 帰省先の避難所を知らない人が多い
意外と多いのが、
「避難所の場所を知らない」
「学校が避難所だと思っていた」
というケースです。
自治体ごとに指定は違い、
変更されていることもあります。
■⑧ 帰省中は“家族全員が防災リーダー”
災害時、
誰か一人が動けなくなる可能性もあります。
だからこそ、
全員が最低限の判断力を持つことが重要です。
■まとめ|帰省先で命を守れるか?
帰省先は、
「安心な場所」ではなく
「判断力が鈍る場所」になりがちです。
防災は、
知らない場所だけでなく、
慣れた場所こそ必要です。
今年の冬休みは、
家族を守る防災を
そっと始めてみてください。

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