旅行中のトラブルや災害時、
多くの人が口にするのが、
「少し我慢すれば何とかなる」という言葉です。
この考え方が、被害を大きくします。
■① 我慢は美徳だが、防災では命取り
日本では、
・迷惑をかけたくない
・騒ぎたくない
・もう少し耐えよう
こうした我慢が評価されがちです。
しかし防災では逆になります。
■② 体の異変は静かに進行する
・寒さによる低体温
・脱水
・疲労
・ストレス
これらは突然倒れるのではなく、
静かに限界を超えます。
■③ 実際に多い「我慢が原因」の事例
災害・大雪・長時間停止の現場では、
・トイレを我慢して体調悪化
・寒さを訴えられず低体温
・空腹で判断力低下
我慢が次の事故を呼びます。
■④ 我慢しても状況は良くならない
多くの場合、
・列は進まない
・運転は再開しない
・天候は回復しない
我慢は時間を失うだけです。
■⑤ 早めに「助けを求める」判断
・駅員に相談
・宿泊施設を探す
・家族に状況共有
これは弱さではありません。
正しいリスク管理です。
■⑥ 子どもや高齢者は我慢を言えない
「大丈夫?」と聞いても、
本当は大丈夫ではないことが多いです。
周囲が先に動く必要があります。
■⑦ 我慢しない人が結果的に迷惑を減らす
早めに動くことで、
・救急要請を防ぐ
・混乱を減らす
・周囲の負担を軽くする
結果として全体の安全が高まります。
■⑧ 防災は「耐える力」ではなく「切り替える力」
耐えるより、
切り替える。
・中止
・変更
・撤退
この判断が命を守ります。
■まとめ|我慢は危険信号
防災の現場で、
我慢は美徳ではありません。
結論:
災害時に強い人は「早く我慢をやめられる人」
防災士として伝えたいのは、
「限界まで耐えた人」ではなく、
「早く判断を変えた人」が助かるという現実です。
我慢しない勇気が、命を守ります。

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