【防災士が解説】停電時“スマホで絶対やってはいけない”5つの行動|バッテリーを守り命をつなぐ使い方

停電が起きたとき、スマホは“命をつなぐ情報ツール”。
しかし使い方を誤ると、数時間でバッテリーが切れ、連絡・情報収集・ライトの確保などすべてができなくなります。
ここでは、停電時にスマホで“絶対やってはいけない”行動を5つにまとめて解説します。


■ ① 動画・SNS・ゲームを開いてしまう

停電直後は不安になり、ついスマホで時間をつぶしたくなります。
しかし、動画・SNS・ゲームはバッテリーを爆発的に消費します。

● YouTube → 1時間で20〜30%
● TikTok → 消耗激しい
● ゲーム → 常時高負荷

停電時のスマホは“最低限の使用”が鉄則。


■ ② 画面を明るいまま放置する

画面の明るさはバッテリー消費のトップ要因。

● 明るさMAX → 消費量が倍になる
● 画面つけっぱなし → 数時間でバッテリー切れ

停電時は必ず“自動調整OFF+最低の明るさ”に設定しましょう。


■ ③ アプリを大量に開きっぱなしにする

バックグラウンドでアプリが動いているだけで電力を消費します。

● 地図
● カメラ
● SNS
● ゲーム

一度再起動するか、不要アプリはすべて閉じるのが正解です。


■ ④ 充電ケーブルを挿しっぱなしにする(モバイルバッテリー使用時)

停電中は充電源が限られるため、
“挿しっぱなし充電”は電力ロスにつながります。

● 80%〜90%で一度抜く
● 20〜30%になったら再充電

この“節電サイクル”が非常に有効です。


■ ⑤ 緊急地震速報・防災アプリをOFFにする

バッテリー節約のために通知を切るのは絶対にNG。

● 緊急地震速報
● 津波警報
● キキクル
● 河川水位通知
● 避難情報

これらは命に直結する情報です。
通知だけは必ずONにしておきましょう。


■ まとめ

停電時のスマホは“使い方で生存率が変わる”ほど重要なツールです。

● 娯楽アプリを開かない
● 画面の明るさは最低
● アプリは閉じて再起動
● 挿しっぱなし充電は避ける
● 警報通知は必ずON

この5つを守るだけで、長時間の停電でもスマホのバッテリーを守り、重要な情報を確実に受け取ることができます。

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