【防災士が解説】防災×在宅避難|自宅に残る人ほど「衛生リスク」に無自覚になる

災害時、
「自宅が無事だから在宅避難でいい」
そう判断する人は年々増えています。

確かに、
避難所に行かずに済む選択は合理的です。
しかし、在宅避難には別の落とし穴があります。


■① 在宅避難は「快適そう」に見えて危険

在宅避難は、

・慣れた環境
・プライバシーがある
・人混みを避けられる

という安心感があります。

一方で、
衛生管理が完全に自己責任になる点は
あまり意識されていません。


■② 冬の在宅避難で起きやすい問題

特に冬は、

・暖房で極端に乾燥
・換気不足
・家族全員が室内に長時間滞在

という条件が重なります。

これは、
感染症が広がりやすい環境そのものです。


■③ 停電時に一気に悪化する室内環境

停電が起きると、

・加湿器が使えない
・換気扇が止まる
・空気がよどむ

結果として、
ウイルス・カビ・ハウスダストの影響を
一気に受けやすくなります。


■④ 在宅避難で実際に起きたトラブル

過去の災害では、

・家族内インフルエンザ感染
・高齢者の肺炎悪化
・持病のある人の急変

といった事例が報告されています。

避難所に行かなかったから安全、
とは限りません。


■⑤ 在宅避難に必要な「衛生の視点」

在宅避難では、

・湿度管理
・換気
・手洗い・消毒

この3点が命を守ります。

特に湿度は、
目に見えない最大のリスク要因です。


■⑥ 防災備蓄は「電気ありき」で考えない

多くの家庭では、

・電気式加湿器
・空気清浄機

を前提に考えています。

しかし停電時は、
使えない前提で代替手段を考える必要があります。


■⑦ 日常の延長でできる備えが最強

防災は特別なことではありません。

・普段から換気する
・冬でも湿度を意識する
・家族で体調管理を共有する

この習慣が、
災害時にもそのまま活きます。


■⑧ 在宅避難は「判断力」が問われる

在宅避難は自由度が高い分、

・何を続け
・何をやめ
・いつ環境を変えるか

を自分で判断しなければなりません。

これは、
自律型避難の一形態でもあります。


■まとめ|家にいるからこそ備えが必要

在宅避難は、
正しい選択になり得ます。

しかしそれは、
衛生管理まで含めて考えた場合のみです。

自宅にいる時間が長いほど、
感染症対策は重要になります。

在宅避難こそ、
「見えないリスク」に目を向ける防災が必要です。

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